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今回は現在進行中の陸上競技の普及振興活動についてお伝えします。

昨年、同時期に活動先の近くにある学校を中心に陸上競技の普及振興活動を行いました。

今年はそれを任地から離れた地域まで拡大しようということで、県内に15ある郡のうち5つの郡を回ります。

この活動には大きな目的が3つあります。

1. 実際の練習や講義を通じて、子どもたちに陸上競技のことを知ってもらう。

2. 各学校にいるスポーツ指導教員に対し、陸上競技の練習方法を指導し、練習を続けたい生徒に対し日常的に指導してもらうようにお願いする。

3. 県内の生徒の運動能力を知る。

ただの普及活動ではなく、指導者育成や生徒たちの運動能力の把握も視野に入れて活動しております。

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とはいえ、いきなり日本人がきて「陸上競技とは何か！」とか「早速練習開始！」となると生徒は乗ってきません。

そこで、自分が毎回最初に行っていること、それは…

生徒の前で歌を歌うこと！！

その場にギターがあればなお良しです。

ラオスの子どもたちは歌が大好きなので、見知らぬ自分が歌を歌い出すと非常に喜んでくれるんですよね。日本語で歌っても大歓迎してくれます。

方法はなんでもいいんだと思いますが、一番最初は生徒たちの緊張を和らげて、心の距離を近づけることを考えてます。自分はその手段として音楽を選んだということですかね。

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そうやって始まった練習指導。

ウォーミングアップから一緒に汗を流します。

さあ、このあとどのように活動を進めていくのでしょうか。