JICA海外協力隊の世界日記

走思走愛

県内巡回 終了!

少し前の話になりますが、県内の巡回指導が終わりました。

どの郡でも一番最後の活動はリレー競争と決めています。

運動場に小さなトラックを作り、41組のチームに分かれて真剣勝負。

連日の練習で生徒たちはかなり疲れていると思うのですが、このリレーとなると途端に元気になります。

どこの国でもこのリレーは盛り上がります!

走り終わったあとの生徒の笑顔が非常に印象的ですね。

自分が一番伝えたい信念、走るのは楽しいというのをちょっとでも体感してもらえたら嬉しいです。

県内巡回の醍醐味はなんといっても現地の生徒や先生たちとの関わりです。

一緒に練習した生徒や指導者とともに食事をしたり、街を案内してもらったりと、練習指導中には見せない顔を見せてくれます。

指導を終え任地に戻るときにわざわざ見送りに来てくれたりお土産をくれたりする生徒もいて、ラオ人の心の温かさを改めて実感したひと時でした。

毎回、郡を去るときは名残惜しいです。

今回の巡回で総勢150名以上の生徒と20人ほどの指導者たちと一緒に活動しました。

生徒たちは最初緊張の面持ちなのですが、練習を重ねていくうちに緊張もとれ、気がついたときには夢中で全力で走っています。

陸上競技を通じてたくさんの人と関われたことが自分にとって大きな財産です。

スポーツには国を超えて通じ合えるものがあると改めて実感した活動となりました。

ここラオスのスポーツに携わることができて非常に誇りに思います。

今回の巡回は終わってしまいましたが、まだまだ自分の活動は続きます。

さて、次は一体どんな素晴らしい出会いがあるのでしょうか。

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