JICA海外協力隊の世界日記

走思走愛

ラオス国体 閉幕

表彰台に登る選手たち

凌ぎを削る戦いから解放され、清々しい笑顔を見せているのが非常に印象的です。

それもそのはず、ラオス国体は3年に一度、ラオス国内のスポーツイベントでは最高峰です。

国体に向け練習を続けてきた選手たちは並々ならぬ思いだったでしょう。

本大会、陸上競技チームが獲得したメダルは16個。

16個分、素晴らしい笑顔に出会うことができました。

もちろん選手全員が笑顔で終わることはできません。

サワンナケートは最終種目のリレー、激戦の末、表彰台を逃してしまいました。

勝者の歓喜が轟く競技場、座り込む選手。

その目には涙を浮かべています。

自分が駆け寄って声をかけた瞬間、彼の涙があふれてきました。

勝負の厳しさを実感した瞬間です。

あまり勝ち負けだけにはこだわりたくないのですが、このような場面を目の当たりにすると、なんとか勝たせてあげたかったなあという気持ちになります。

本大会は嬉しさよりも、悔しさの方が強く印象に残った気がします。

長いようであっと言う間だった国体も終わってしまいました。

いい結果で終われた選手もそうでない選手も、この大会感じたこと、得た経験を大切にして普段の生活を過ごしてほしいなあと思います。

大会期間中、自分自身もたくさん感動し、たくさん笑い、たくさん泣きました。

このような素晴らしい場面に立ち会うことができて本当に幸せです。

選手、コーチ、その他国体に向けていろいろ動いてくださった皆さん、本当にお疲れ様でした。

スポーツって本当に素晴らしい。

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