JICA海外協力隊の世界日記

走思走愛

ラオス シューズプロジェクト その1

普段練習している競技場ですが、気になることが…

この競技場は2005年に建てられたのですが、メンテナンスがされないまま使われてきたのでこのような状況です。

加えて陸上を始めて間もない生徒たちはランニングシューズを持っていません。ましてや運動靴を持っていない生徒も多くいます。

生徒の中には運動用でない靴を履いて走り、足が痛くなって裸足で走る子もちらほら。

ですがこれから本格的に練習をしていくこと、グランドコンディションの悪さなどを考えてもどうにかラオスの子どもたちにも安心して走ることが出来るようにできないものかと常々考えていました。

そこで協力していただいたのが、自分自身が所属している日本の社会人陸上競技チーム「東海デカスロン」さん。

「陸上競技国際支援プロジェクト ~ラオスにシューズを届けよう~」と銘打って、地元愛知県の陸上競技関係者中心に、もう使わなくなった運動靴や競技用スパイクをラオスの子どもたちへ寄付してもらおうと企画しました。

そして多くの方々の協力のもと、とある陸上競技の大会の一角に専用ブースを設けさせていただくことに!

大会のプログラムやインターネットのホームページにも企画のことを掲載させていただき、また口コミで多くの方に知っていただいたおかげで、45足ものシューズを寄付していただきました。

本当にありがとうございます。

そして…

ついに日本からはるばるラオスへ届きました!

箱を運ぶ時の重み、箱を開けた時の感動は言葉にできません。

皆様から頂いた大切なシューズ、ラオスの子どもたちはどのような反応をするのでしょうか?

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