JICA海外協力隊の世界日記

走思走愛

SEA GAMES合宿

今週よりSEA GAMESに出場する選手を指導するために首都ビエンチャンに来ております。

SEA GAMESとは東南アジア選手権のことで、2年に一回開かれる大会です。今年は6月にシンガポールで開かれます。

東南アジア全体で見ても陸上競技のレベルは高くありません。よって世界選手権や、オリンピックに出場できる選手は非常に限られます。

そのためこのSEA GAMESというのは東南アジアの多くのアスリートが目指す、いわば「東南アジアのオリンピック」と呼ばれています。

今回、ラオスの陸上競技協会からナショナルチームの短距離を指導してもらえないかと要請があったため、今回の合宿に参加し、SEA GAMESにも帯同することになりました。

自分が指導するのは短距離の選手たち。

みな競技場に寝泊まりしていて毎日早朝と夕方の2部練習をしています。

ナショナルチームの選手には自分の任地であるサワンナケート出身の選手がいたり、大会で何度も会って顔見知りの選手も多く、コミュニケーションも良好です。

ナショナルチームの選手たちは比較的若い年代の選手が集まっています。

ちょっと練習の様子を見ただけでも一人ひとり課題が見つかったので、残りの合宿期間でちょっとずつ改善できるように指導していきたいと思います。

練習後、くたくたになったみんなと一緒に食べる食事は格別です。

練習時には見せなかった、素の顔へと戻ります。

そして自分とも選手-指導者の関係から友人へと戻ります。

首都の選手とはもともと親交があって、仲の良い友人なんです。

この何気ない、そしてくだらない話を延々とするのが楽しいんですよね。

そんな選手たちが東南アジアで活躍するのを今から非常に楽しみです。

明日もまずは朝練だ!

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