JICA海外協力隊の世界日記

走思走愛

SEA GAMES 閉幕

長いようで短かった夢の舞台、SEA GAMESが終わりました。

今回ラオスの陸上競技チームが獲得したメダル数は0個でした。

完全に他国との力の差に圧倒されました。

ここまで差があるのかと自分も正直驚いています。

自分が指導した短距離の選手たちもほとんどが予選落ちという結果でした。

これは根本から強化計画を立てないと、この先ずっと東南アジアの中でもラオスは低迷すると思います。

今大会で自分が受けたインパクトは絶大でした。

何よりも悔しかったのがこのスタジアムに一回もラオスの国旗を揚げることができなかったこと。

悔しいですが、今回は結果を求めていただけに、この事実はちゃんと受け止めなければなりません。

競技スポーツは結果が全て。

そう強く実感した大会でした。

誤魔化しがきかない陸上競技において、ストレートに自分の心に突き刺さります。

もちろん希望もあります。

それはこの選手たちがまだ若い選手であること。

4×100mリレーでラオス国内記録を塗り替えたこと。

陸上競技において、ラオスは良くも悪くもまだまだ発展段階なのです。

これからの方向次第でいくらでも発展する可能性があります。

今回の大会の結果を真摯に受け止め、今後の競技生活に生かしてほしいです。

自分は今回ラオスの国代表として活動しましたが、今後は任地であるサワンナケートに戻ります。

そこで選手たちに伝えていこうと思います。

これからラオスの未来を担っているのは君たちだということを。

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