JICA海外協力隊の世界日記

モンキーベイでSekererani!

藁人形のその後

こんにちは。 クテンタ!(暑い!)が口癖になってきたモンキーベイです。恐ろしい真夏が近づいています。 今回は5年生の授業で作った藁人形ですが... 「めっちゃいい作品やん!」 と各学校で結構話題になりました。 嬉しいですね。 せっかくだからと思い、各学校で数人の代表作品を選出し、TDC(Teacher Development Center:地域の先生たちが研修を受ける場所)に展示することに。 選ばれた子どもは超ニコニコ。 友達は「え、TDCに飾られるん?すご!」と大盛り上がり。 先生もなんだか誇らしげ。 そして無事に数週間の展示ができました。(だいぶこじんまりしていますが) 400人を超える児童の作品の中から選ばれてきた26体の藁人形たちです。

やってきた先生たちは興味を持って見てくれていました。 しばらく飾った後、展示だけでは物足りなくなり、勝手にコンテストも開催してみました。 TDCのカウンターパートPEA(Primary Education Advisor:TDCで一番偉い人)とACCO(Assistant Education Coordinator:PEAのサポート等をする人)と私で、賞を決めることに。 PEAとACCOには1番いい作品をそれぞれ選んでもらい、その作品にPEA賞とACCO賞を。 私は縫い目の綺麗さや材料の工夫、アイディアなどを見て数種類の賞を決めました。

そして現在、今年度最終週、テスト返しの最中に各学校を回って人形を返し、コンテストの結果を伝えています。

進級できるかどうかのテスト返し。
浮かない顔の子もいますが、久々の藁人形に対面して折り紙メダルを首にかける瞬間は、なんだかみんなほっこりしています。

テストの点数で救われない子がたくさんいる5年生。
その子たちの希望と居場所を、Expressive Artsの時間に少しでも作ることができていたら嬉しいです。

Zikomo Kwambiri !!

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