2022/06/22 Wed
地方都市
同期が任地にやってきた!②
ここからは2泊3日のケープマクレア編。
モンキーベイから山を越え、車で40分ほどのところに位置する世界自然遺産の町です(マラウイの言葉では“チェンベ村”と言います)。
私が所属するTDCの管轄校が1校ありますが、遠いので普段の活動では巡回しない場所です。
ケープマクレアと言えば、何と言っても美しいマラウイ湖!そして新鮮で美味しい魚たち!モンキーベイとはまた違った景色を楽しむことができます。
チェンベの朝
朝6時。朝日は山の方(モンキーベイ側)から昇ります。漁師さんたちは仕掛けておいた地引網を浜から引っ張っています。
この日は大漁ではありませんでしたが、立派なムランベやカンパンゴ(どちらもナマズ)、チャンボが捕れていました。
女性や子どもは、浜で食器洗いや洗濯をしています。綺麗な湖ですが、生活用水としても使われています。
ラジオ体操も忘れずに!ね!
A‐GOALプロジェクトの活動
朝8時。JICA専門家の草刈さんや、A‐GOALプロジェクトコーディネーターのジョン君にお世話になり、A‐GOALプロジェクトの活動の様子を見させていただきました。
マラウイでのA‐GOALプロジェクト:湖と大地の恵みを、地域の未来のために!「ローカル食堂」をマラウイに創りたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp) ※クラウドファンディングは現在終了しています。
まずは農園での野菜配布。野菜を配布するジョン君。
その後は少し離れた場所へ出向き、残りの野菜の配布を行いました(障害のある方には、その家まで行き野菜を手渡ししました)。新鮮な野菜を手にした地域の人たちはとても嬉しそうです。この野菜配布の活動は、天候等にも左右されますが、毎週日曜日(この日は月曜日)に行われているそうです。
マラウイの若者たちの素敵な活動を見ることができ、私たちの活動の意欲も高まりました。
湖へ!
朝10時。ジョン君にボートをアレンジしてもらい、近くのThumbi West Island まで。
ここでの一番の楽しみは、船上からのフィッシュイーグル(サンショウオオミクシ)の観察です。マラウイの国章にも描かれているこの鳥が、トゥンビ島に生息しています。
ジョン君が指笛を吹いて、「シェリー!!」と叫び、小魚を水面に投げます。するとその様子を島の木から見ていた一羽(シェリー)が、大きく円を描きながら湖面に近づき、その魚をわしづかみ!島に戻ったシェリーは、木の上で魚を食べます。
今回私たちがお世話になったのはシェリーですが、他にもジョン君たちが名前を付けたフィッシュイーグルが数羽いるそうです。船の上から、島の木に止まっている鳥を見分けられるマラウイアンの目、すごい!笑
また、マラウイ湖には約1000種もの魚が生息していると言われています。透き通った湖の中をの覗くと、綺麗な色をした魚たちを見ることができます。
シグリッド
こんな景色を眺めながら2時間ほど湖上でのんびりし、チェンベの村に帰ってきました。3人の幸せと癒しが、完全にチャージされました。
次に続く→
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