2020/01/21 Tue
文化
第9号 ルワンダの結婚式に初出席


写真:結婚式(第1部)の様子
Muraho!ルワンダ派遣中の富田です。
今号は12月末に初めて参加したルワンダの結婚式の様子をお伝えしたいと思います。
私の家の大家さんが、ルラミラの隣町に住む知人の結婚式に参加するということで同席させてもらいました。
(私は新郎新婦と面識が全くありませんでしたが(苦笑)、外国人の訪問者を好意的に受け入れてくれるのは、ルワンダのとても良いところ。)
ルワンダは国民の約9割がキリスト教徒であり、結婚式はキリスト教式に沿って執り行われるようですが、今回の結婚式はなんと3部制。
ルワンダでは一般的らしいです。
第1部の会場は私立学校の外広場。
(比較的富裕な層は首都の大きな教会や会場で結婚式を行う人もいるようですが、農村部では大きな広場にテントを張って屋外で行う、青空結婚式が一般的です。)
招待状によると開始時間は9:00予定。
…しかし、そこはアフリカンタイム。列席者が集まりだし、実際に結婚式がはじまったのは11:00。
親族や友人、近所の人など200人近くの列席者がいました。
新郎新婦の父のスピーチなどが続くこと約1時間。12:00すぎに主役の新郎新婦が登場。
衣装はちょっと伝統的ながらもモダンなスタイル。
新郎新婦から両家の親族にプレゼントの贈呈、スピーチなどが行われた後、ブッフェ形式のランチが振舞われました。(ブッフェ形式のランチはローカルレストランでも提供されるほどルワンダでは一般的です。)


写真:教会で行われた第2部の様子。右写真は聖歌隊がゴスペルを熱唱中。
第2部は15:00頃に近くの教会に移動。新郎新婦はタキシードとウェディングドレスにお色直しをして、聖歌隊のゴスペルと生バンドの演奏が響く中を入場しました。
(生ゴスペルは鳥肌が立つくらいすばらしい!)
司式者による聖書の朗読や祈祷、聖歌隊による歌、列席者から新郎新婦へご祝儀を渡すことなどが行われ、教会での式は17:00頃に終了しました。


写真:第3部の様子。シャボン玉を飛ばす演出や凝った電飾の飾りつけもあり驚き。
第3部は第1部の会場にリターンし17:30頃からスタート。第2部の時間に会場のセット変更が行われたようで、ウェディングケーキやイルミネーションがセットされていました。
第2部の神聖な雰囲気からは一転、日本の披露宴や2次会のような雰囲気に。
新郎新婦や友人たちが集まりインスタ映えしそうな写真を携帯でたくさん撮っている風景は日本と変わらず、微笑ましく感じました。
列席者も丸1日がかり!(笑)
初めて日本以外の結婚式に参加しましたが、ゴスペルやアップテンポな音楽が常に流れていて、こちらも楽しくなってくるルワンダスタイルの結婚式も素敵でした。
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