JICA海外協力隊の世界日記

ルワンダ支局ルラミラ通信

第7号 あけましておめでとうございます。

写真1:首都でのニューイヤー花火

あけましておめでとうございます。Umuwaka Mushya Muhire!

(キニャルワンダ語でHappy new year!の意味。)


ルワンダで2回目の新年を迎えました。 昨年は任地で年を越しましたが、2年目の今年は首都の新年を体験してみたくキガリに上京して新年を迎えました。

キガリのシンボルとなっているコンベンションセンター(国際会議場)からニューイヤー花火が打ち上げられ、 ルワンダ人も観光客もみんな大盛り上がり。エキサイティングな年明けとなりました。


昨年のイベントになりますが、今号は、任地ルラミラのクリスマスの様子をお伝えしたいと思います。
キリスト教徒が9割のルワンダでは、新年よりも25日のクリスマスが重要なイベントです。おそらく、ルワンダ人が1年で1番楽しみにしているイベントと言っても過言ではない気がします。


ルラミラの住民たちのクリスマスのスケジュールは、朝9時~12時頃まで家族で教会に行き礼拝に出席して、午後は家族で牛肉料理、フライドポテト、お米、パスタ料理などのごちそうを囲むのが定番となっているようです。

ルワンダでは鶏肉よりも牛肉のほうが安価で、村でも毎週末牛が屋外で解体され売られていますが、 多くの住民にとっては高級品なので滅多に食べません。

普段の住民の食事は、蒸かしたキャッサバや、グリーンバナナと豆の煮込み、とうもろこしなど主食1品の料理 が多いので、それと比較するとクリスマスの食事は豪華であることがわかります。


私が住む村の村長さんによると、このクリスマスの日のために住民たちで毎月ちょっとずつ貯金をして牛を購入するのだそうです。

写真2:お肉売り場には普段よりも人だかりができていました。


クリスマス前日の24日は、普段は何もない道に野菜や牛肉売り場ができていたり、商店ではいつもより大きめの音で音楽が流れていたり。

大騒ぎはしないけれど大人も子どももクリスマスを待ちわびている雰囲気が伝わってきました。


1年前のクリスマスイブは赴任まもなくだったため言葉も習慣も分からず、村のちょっとした変化が分からなかったのですが、24日前後の変化に気づけるようになった事は、1年間ルラミラで生活を送った成果かな…?と感じることができました。


任期も残り9か月ほどとなりました。

ルラミラの人たちにとってプラスとなる知識や情報を伝えること、自分にとっても今しかできない経験をたくさんつめるように、日々生活を送っていきたいと思います。

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