JICA海外協力隊の世界日記

ルワンダ支局ルラミラ通信

第3号 サファリが体験できるカヨンザ郡(赴任地の紹介①)

Muraho!(こんにちは。)ルワンダ派遣中の富田です。

第3号は赴任地の紹介①として、私が住む地域の中心部や観光スポットについてご紹介したいと思います。

私はルワンダの東部県カヨンザ郡ルラミラセクターという地域に住んでいます(上地図参照)。

カヨンザ郡の中心部(タウン)までは、首都キガリからバスで2時間強、

ルラミラセクターは、さらにカヨンザ郡の中心部から1時間程の場所です。(公共バス+徒歩で)

ルワンダは、首都のキガリ市を中心として、東部県・北部県・南部県・西部県と区切られています。
が、県といっても日本の関東や東北等の区分に相当し、行政を行っているのは郡(日本の都道府県に相当)セクター(日本の市町村に相当)となります。

カヨンザ郡の面積は、大阪府(1900km2)よりちょっと大きいというと、分かりやすいでしょうか…?

カヨンザ郡中心部(タウン)には、日用雑貨店、洋裁の店、お米や小麦粉の卸問屋等、昔の日本の商店街のようにお店が並んでいます。また、野菜・果物等は週に2度開かれる青空マーケットで購入できるので、タウンに住んでいれば日常生活にはさほど困りません。ルラミラセクターでは購入できない日用品や食材が多いため、私は週1回のペースでこのカヨンザタウンに買い出しに行っています。

写真左:カヨンザ郡の中心部。洋裁店、雑貨店、卸問屋等々が並ぶ。
写真右:左から農業用品店、洋服屋、日曜大工品店

カヨンザ郡の東端には、ルワンダ観光スポットの1つ「アカゲラ国立公園」があり、野生のキリン、ゾウ、バッファロー、サル、カバ、インパラ等を見ることができます。

動物たちはシーズンや時間帯によって広大な土地を移動しながら生活しているので、必ずこれらの動物が見られるとも限りません。アカゲラ国立公園を訪れた際には、一緒に行った友人たちと集中して左右手分けしてサファリカーの中から動物を探していました。

ルワンダに来て初めてサファリゲームドライブ(保護区の中の野生動物を探してドライブすること)を体験しましたが、どこにいるのか分からない野生動物を自分たちで初めて発見できた時の興奮や感動、どこまでも広がる緑と青い空の中をサファリカーで走る爽快感は、動物園ではなかなか体験できないものです。(サファリの醍醐味!)

ちなみに、アカゲラ国立公園にライオンはいるのですが数が非常に少なく、遭遇できるのは奇跡だそうです。

(リアルなライオンキングの世界が見たいならタンザニア、ケニアへ…)

ライオン見たさのあまりに、しまいには遠くに見える赤茶の土でできた大きなアリ塚がライオンに見えてきてしまいました。(笑)

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