2023/09/08 Fri
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#20 日本の小学校と違いすぎる遠足〜ピクニックデー〜
こんにちは、ナミビアのオマルルという街の小学校で活動しています、豊田です。
先日、学校のイベントでピクニックデー(遠足)がありました。
コロナでできていなかったので、久しぶりに開催できたようです。
日本で先生をしていた時も毎年遠足へ行っていましたが、色々な違いがあり面白かったので以下の5つを紹介します。
①②行き先
③◯◯してもOK!
④食べていたもの
⑤その他の楽しみ方
①全校生で同じ場所へ
日本の私の学校では、例えば1年生は動物園、2年生は水族館、、、などと学年の実態に合わせて、行き先が異なっていました。
日本とは違って選択肢が少ないので、みんなで同じ場所へ行きます。(学校から徒歩10分くらい)
②行き先は川
全校生は1000人以上いる学校なのですが、全員が行ける場所、かつ学校から歩いて行ける場所として、オマルルリバーへ行きました。
川?!といっても、乾燥しているナミビアのほとんどの川は水がありません。
とても広々としていて、約1000人の子どもたちが行っても問題ありません。
③◯◯をしてもOK
の◯◯に入るのは、「料理」です。
自分でお弁当やおやつを持ってきている子もいましたが、
たくさんの子が食材を持ってきて、火おこしをして調理しました。
普段から外で火をおこして料理をする家庭も多いので、お手伝いをしているのか、火おこしの手際がとても良かったです。
④食べていたもの
(調理していたもの)を紹介します。
まずは、ナミビアの主食はパップ(他の国ではシマ、ウガリなどと呼ばれる)というとうもろこしの粉から作られる食べ物なのですが、
マハングという乾燥の強い地域でも育つ植物から作られるものもあります。日本語だと、トウジンビエというヒエの一種です。
パップやマハングが多いのかと思っていましたが、ライス、パスタ、マカロニなどを作っている子も多くいました。
七輪にお餅のように見えたのは、パンでした。
パンの生地から作っていて、小学生の頃の自分と比べると、みんな料理ができてすごいなと感心しました。
主食の他にもお肉(チキン、牛、豚など)に味付けをして焼いたり煮込んだり、味付けもしっかりしていました。
味見をさせてくれる子たちが多かったのですが、どれもお店のように美味しく驚きました。
Ekaka(ドライほうれん草)は、オバンボ族の伝統料理のようです。
⑤その他の楽しみ方
自然のものを使って、自分たちの家や部屋を作っている子たちがたくさんいました。
部屋の中に荷物を置いたり、シートを敷いて寝転んだりおやつを食べたりしてしました。
他にも、テントを持参しているグループもありました。
木登りをして楽しむ子たちもいました。
何もない場所のようでも、自分たちで楽しみ方を見つけていて、たくさん子どもたちの笑顔が見れた素敵な1日でした。
日本の遠足との違いがたくさんあって、個人的にもとても楽しかったです。
ナミビアの遠足、いかがでしたか?
友だちや家族に、ナミビアの遠足ってこんな感じらしいよ!と、ぜひ話してみてくださいね!
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