2023/09/22 Fri
動物 自然 観光
#21 動物が好きになる国
こんにちは、ナミビアのオマルルにあるウバセン小学校で活動しています、豊田です。
先日、休日にゲームドライブに行って、野生の動物たちを見てきました。
ゲームドライブとは、日本ではあまり聞き馴染みのない言葉ですが、国立公園や保護区内の野生動物を車で見に行くことです。
ナミビアでは、ゲームドライブができる場所が複数あります。
一番有名なのは、エトーシャ国立公園という、ナミビア最大の国立公園で、去年行ってきました。
最初の写真はその時に見て、一番感動したゾウの群れの様子です。(家族でやってきて、水を飲んだり水遊びをしたりして、またみんなで帰って行きました。)
今回は、オウチョという街の近くにある、ゾフィーエンホーフロッジというところでできる、ゲームドライブに参加しました。
正直、ナミビアに来るまでは、動物について詳しくもなく、自分で調べたり興味を持ったりしたことがほとんどありませんでした。
しかし、ナミビアで何度かゲームドライブをすることで、動物がとても好きになりました。
日本の動物園では見られないような動物たちの自然な姿や、日本では見られない動物がたくさん見られるため、とても興味を持ちました。
例えば、シマウマには種類があることは知っていましたか??
初めてヤマシマウマ(ハートマンズマウンテンゼブラ)を見て、シマウマに種類があることを知りました。
よく見ると、確かに違いがあります。
左(サバンナシマウマ)は、お腹まで縞があるのに比べて、
右(ヤマシマウマ)のお腹は白いです。
左(サバンナシマウマ)は、よく見ると、黒と白の縞模様の間に薄い縞が見えます。
Wikipediaによると、シマウマは大きく3種類があって、もう1種類はグレビーシマウマというものもいるそうですが、ナミビアには生息していません。
ちなみに左のサバンナシマウマは、仲間のシマウマの背中に顔を乗せています。
ガイドさんによると、頭を休めているのだそうです。
動物園ではあまり見られないような光景が見れ、気になったことをガイドさんが全部教えてくれるのも魅力です。
他にも色々と初めて出会った動物や、知っている動物だけど新しく得た知識を紹介します。
①ディクディク(小さくシカの仲間かと思いきや、ウシの仲間だそうです。)
一匹しか見つけられなかったのですが、普段はオスメスのペアで行動するそうです。(一夫一妻制)
②一斉にこちらを見るヤマシマウマと白い顔が特徴のブレスボック
日本ではなかなか見られないシュールな光景ですね。
③キリンの水を飲むときの体勢
④尻尾の色で見分けるヌー
オジロヌー(尻尾が白・Black Wildebeest)とオグロヌー(尻尾が黒・Blue Wildebeest)の2種類いるのは、
去年知ったのですが、なんと金色のヌー(Golden Wildebeest)もいるそうです。
見せてあげるよ!とガイドさんは張り切ってくれたのですが、今回は残念ながら見つけられませんでした。
いつか絶対見てみたいです。
⑤ナミビアのアフリカ象の牙は、カルシウム不足などが原因で小さい。
他にもキリン、インパラ、スプリングボック、セイベル、オリックス、ダチョウ、チーター、ニアラ、クドゥ、カバ、サイ、、、
などのたくさんの動物たちに出会いました。
みなさんも、ナミビアに来てぜひゲームドライブを体験してみてくださいね。
動物たちの新たな発見があり、楽しいと思います。
動物が好きな人もそうでない人も、きっともっと興味を持てるんじゃないんでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
SHARE