JICA海外協力隊の世界日記

とよた先生のナミビアDays

#29 野生のペンギンと出会える国

こんにちは、ナミビアのオマルルにある小学校で活動しています、豊田です。

今日はナミビアの南部にも生息しているペンギンについて書きます。

同じ種類のペンギンが南アフリカのケープ地方でも見ることができ、『ケープペンギン』とも呼ばれるそうです。

(ナミビアより南アフリカのケープタウンの方が近くで見ることができたので、写真はケープタウンで撮ったものを使用します。)

ちなみにナミビアでは、リューデリッツ(#27参照)という街から船でのペンギンを観察するツアーが出ています。

参加する際は、防寒具、双眼鏡(貸してはくれます)、カメラと望遠レンズを持っていくことをおすすめします。

①アフリカンペンギン(ケープペンギン)とは

アフリカ南部に生息するペンギン。絶滅危惧種にも指定されています。

身体のサイズは3−5kgで、水族館で見たことのある他のペンギンより小さい印象。

IMG_8296.jpg

②お腹のポツポツのヒミツ

ペンギンのお腹には黒い斑点のがあるのが見えますか?

IMG_8297.jpg

なんとこの斑点は、1匹1匹違うそうで、人間でいう指紋のようなものらしいです。

確かに上の写真の2匹のペンギンを比べると、数も位置も違いますね。

ペンギンにもそのようなものがあることに驚きました。

③毛むくじゃらペンギン

海の方には、エサを探しに海へ入るペンギンや海から帰ってくるペンギンがいて、

特に帰ってきた時にパタパタ腕を動かす動きがとても可愛かったです。

他のペンギンは基本動かずにじっとしています。

その中に、ぶくぶく太った様子のペンギンが見えました。

1年に1回毛が生え変わるペンギン。(羽の撥水性や保温性が落ちてしまうため)

生え変わり途中の毛が不恰好に生えている(抜けている)ペンギンがたくさんいました。

じっと動かないのは、体力を消耗しないためかなと思っていたのですが、その通りで、

約20日間海に入れず何も食べることができないので、あらかじめ太っておくそう。

④人間が初めて見たペンギン?!

が本当かどうかはわかりませんが、歴史に記された中では一番古いペンギンだそうです。

参照:Penguin Library ↓

https://www.hoshizaki.co.jp/penguin_island/penguin/sp/html/african.html

⑤目の周りの色のヒミツ

写真がうまく撮れておらず、少しわかりにくいですが、目の周り(上部)がピンク色をしています。

これは、気候の変化に対応するために役立っているそうです。

暑くなると、この腺に血液を送るため、薄いピンクから濃い赤に変わっていると熱中症などのサインとなるらしいです。

今日は、ナミビア・南アフリカで見られるアフリカンペンギンについて紹介しました。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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