2019/09/27 Fri
文化 活動
【#12】離島で動画づくり ①作戦会議
コスタリカからこんにちは!
今日は、“離島の子どもたちとの動画づくり”について紹介します。
配属先で行っている“中高生向けケータイ動画づくり講座”。
月に一度、地方の学校へ出張し、1週間かけて中高生たちに
スマホを使った動画の作り方を教えています。
この活動は、娯楽の少ない地方の子どもたちが非行に走らないよう、
スマホでの動画づくりを新たな娯楽として楽しんでもらいながら、
動画づくりを通して、自分たちが暮らす地域の魅力を再発見したり、
その魅力を世界に発信する活動に繋げてほしい、という目的の下、
配属先のコスタリカ映画製作センターが行っています。
私がコスタリカに来てから、すでに10地区の学校で
講座を行ってきましたが、今回は初めて離島の学校で講座を行いました。
首都のサン・ホセから車で西へ3時間、
さらに船で30分いった先にある“チラ島“。
西端から東端までがおよそ12キロ弱の島で、
3,000人ほどが暮らしています。
写真:宿泊所近くの港
主な産業は漁業。ということで、今回はチラ島の子どもたちと一緒に
島の漁師さんについてのミニドキュメンタリーを作ることになりました。
子どもたちには、事前に漁師さんたちと連絡を取り、主人公は誰にするか、どんなテーマでドキュメンタリーを作りたいかを考えておいてもらいました。
子どもたちが聞いてきた内容をもとに、ドキュメンタリーの方向性を決めていきます。実はこの行程が一番大切、かつ一番苦戦するポイント。
今回は、まず漁師さんから聞いてきたことを全て書き出してみます。
写真:子どもたちとの作戦会議
書き出した要素を元に、どんなテーマでどんな映像にするかの作戦会議。
その後、質問項目や撮影する内容をまとめて、撮影前の準備が完了!
いよいよ次の日は学校から出て、撮影です。
どんなドキュメンタリーが完成するのか。
島出張シリーズ、次回も続きます。
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございます。
では、また!
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