JICA海外協力隊の世界日記

コスタリカ映像隊員の日々

【#20】ウミガメ 生まれる2

コスタリカからこんにちは!

前回に引き続き、ウミガメの孵化について。

今回は生まれたばかりの赤ちゃんウミガメを待ち受ける試練について。

地上に姿を現したウミガメは、一匹ずつに分かれて海を目指します。

やっとの思いで波打ち際に到達。

でも打ち寄せる波でひっくり返り、なかなか起き上がれません。

思わず手助けしたくなりますが、そこはグッと我慢。

するとガイドさんがウミガメの生存率について、話をしてくれました。

この海岸で孵化するウミガメの中で、

成長し産卵ができるまで生き残れるのは、1000匹のうち23匹程度。

鳥や他の魚に食べられたりなど、原因はさまざまあるそうです。

今回見学できた孵化で見た赤ちゃんウミガメの数は100前後。

確率で言うと、その全てが生き残ることができません。

それが自然界だと言われればそこまでなのですが、

その事実に、何だか愕然としました。

小さなカメの姿を見ながら、

生きるって簡単なことじゃないんだと感じた2日間でした。

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございます。

では、また!

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