JICA海外協力隊の世界日記

コスタリカ映像隊員の日々

【#21】100年続く 先住民のお祭り

コスタリカからこんにちは!

今回は、コスタリカ南部に暮らす先住民地区のお祭りに参加したお話。

100年以上続くといわれている伝統のお祭りを見てきました。

サンホセからバスを乗り継いで南へおよそ7時間。

Térraba(テラバ)という先住民地区がお祭りの舞台。

村に暮らすおよそ800人が、一番盛上がるのが年末のお祭りの時期。

村に暮らす人や動物たちと闘牛に出てくるような牛が戦う様子を、

地元の人たちが手作りのお面や衣装を身につけ、独特の踊りで表現するのが、このお祭りの見どころ。

オオカミやジャガー、その他たくさんの種類の鳥のお面。
彫刻、色塗り全工程手作業で地元の人たちが作っています。

踊りが意味するのは、今からおよそ500年前、

スペインが中米を征服したときの様子だそうです。

=スペイン、動物たち=土着の生態系を表現しているんだそう。

外からやってきた牛=スペインが土着の動物や先住民たちと戦い、

最終的に先住民たちが自らの土地を守り抜いた様子を踊りとして語り継いでいます。

左側にいるのがスペインを表現した牛。重さは35キロ。
体力の消耗が激しいため、5分おきに交代しながら踊っていました。

次回は、地元の踊り手・イケメンお兄さんのお話。

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございます。

では、また!

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