ポランポラン ウガンダの心地よい病院を目指して(坪田隊員は帰国しました。)

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坪田 彩
栃木県

タイプ/職種
青年海外協力隊
看護師
派遣国
アフリカ
ウガンダ ジンジャ県
一言メッセージ
きれいで快適な日本の病院をお手本に、ウガンダで患者さんにもスタッフにも快適な病院づくりをめざし活動しています。

 

モチベーションを保つ重要性

2016.07.20

活動 5S

こんにちは!今回はモチベーションを保つ重要性について書きたいと思います。

私の要請内容は「5S活動を通じて医療の質向上に貢献すること」です。

ここウガンダでは、5Sを推進しようにも、物が無い。たとえば患者さんファイルを整理しようとしても、バインダーファイルが買えない。薬棚を整理したいけど、棚が小さすぎる、傾いている、でも新しい棚は買えない。といった状況。なにか変えたいと思っても、障害物が多く、やる気は消失し、簡単には前に進めません。

ただ講義をしても、実践には結びつかない理由がそこにあります。

そのため、『教える→ある物で一緒に進める、手本を見せる→モニタリングで励ます、モチベーションを維持する』

というステップが必要なのだと思います。

この名札は、モチベーション維持のために作成した物です。

各病棟のQI-5S-IPC(医療の質上、5S、感染症管理委員会) 担当看護師に渡しています。「あなたは病棟の代表看護師ですよ、一緒に活動をがんばっていきましょうね」というメッセージをこめました。

この名札をもらったスタッフは、「モチベーションが上がる!」と言って喜んで付けてくれました。

また、これは耳鼻咽喉科クリニックの掲示板です。掲示板のタイトルを、段ボールをかわいく切ってアレンジしていました。このクリニックは前向きにある物を使って積極的に労働環境の改善に取り組んでいます。

今、病院スタッフの態度が少しずつ変わってきています。「くれくれ」と言うばかりだったスタッフは、「どうしたらここを綺麗にできるのだろう」、「何か良いアイディアはない?」と、考え、聞いてきてくれるようになりました。

このようにモチベーションを維持し、傷害や問題にぶち当たってもあきらめることなく、打開策を考え、5S活動を続けていくことが、後の医療の質向上につながっていくのだと思います。

今月でウガンダに派遣されて1年半が経ち、やっとボランティアの役割が分かってきたところです。あと半年、私が帰っても、前向きに病院が良くなるような活動が続けられるよう、今日も彼らを励まし続けたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。Webale nyo nyo (Thank you so much)