JICA海外協力隊の世界日記

ポランポラン ウガンダの心地よい病院を目指して

5S普及活動(2)

こちらは産科病棟で行った5S PRACTICEです。モデル病棟で勉強した5S活動を病棟に使ってみましょうという活動で、スタッフと一緒に使える材料を使って病棟を整理整頓する練習をします。 看護師さんは1人で80~100人の患者さんを看ていることもあり、とても忙しい毎日を送っているので、看護学生さんにも協力してもらいながら活動しています。

看護師さんが入退院の多い婦人科病棟で「患者カルテがすぐ紛失する」という問題に対して、「患者カルテファイルをつくる」という解決策を考えました。私の活動している病院は患者カルテ用のファイルを買うことができません。患者カルテは、ノートに手書きで記入しています。ノートはとても薄く、ベッド毎に整理できるハードなファイルも無いため患者カルテを整理することができず、紛失することが多々ありました。そこで段ボールをみんなで切り貼りして、このような患者カルテを整理するためのファイルを作りました。

ぐちゃぐちゃに積み上げられ、すぐに紛失しまう患者カルテは、カルテ用ファイルのおかげでこのように綺麗に整理することができました。ベッドナンバーも記載し、すぐに必要な患者カルテが手にできるようにしています。

物がない中でも、すこしでも改善するようにある物を有効活用するという柔軟なアイディアが途上国の活動ではとても大切なことなのだと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。Webare nyo nyo nyo ( Thank you very much)

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