JICA海外協力隊の世界日記

エクアドルの風通信

ガラパゴス諸島での休暇

Hola!¿Cómo está?(こんにちは!お元気ですか?)

9月に入りましたね。

最近、時間が経つのが早く感じる日々です。

エクアドルでは9月から新学期が始まる学校が多く、7~9月上旬まで生徒たちは夏休みでした。

夏休みを利用して、ガラパゴス諸島に行って来たので紹介させていただきます。

ところで、ガラパゴス諸島がエクアドルにあることは知っていましたか?

ガラパゴス諸島は、エクアドル本土から約1000㎞離れたところにある太平洋上の火山で出来た島々です。

チャールズ・ダーウィンが進化論を提唱するきっかけになった島とも言われています。世界自然遺産にも登録されています。

島は、只今乾季シーズン(6~11月)

赤道直下にあるにも関わらず、冷たいフンボルト海流の影響で水温が低く、曇った日が続き、朝晩は寒いくらいでした。

今回は5泊6日の日程で、サンタクルス島とイザベラ島に宿泊しながらマリンスポーツを楽しみました。

あと、ノース・セイモア島への日帰りツアーに参加し、ガラパゴスリクイグアナやアメリカグンカンドリ、アオアシカツオドリを見ることができました。

運よく求愛行動のダンスなどを見ることもできました。

色が黒いガラパゴスウミイグアナは海岸沿いでよく日向ぼっこをしているところを見かけます。

体温調整が苦手な爬虫類ですからね。

のんびりした姿に癒されます。

ウエットスーツを着ながらシュノーケリングを行いました。

水温は17℃と、長く泳いでいると手足が痺れてくるほどの冷たさでした。

それでも、目の前には様々な大きな魚や亀、アザラシが次々と現れ、もっと見たいという欲と寒さとの闘いでした。

ガラパゴスの魅力は、島々に固有の動植物があり、それぞれの場所で見て回ることなのかとも思います。

クルーズ船にて島々を巡るツアーもありますので、ぜひオススメしたいです。

ガラパゴス諸島には約2万人の人々が暮らし、中でも一番住民が多いのは、サンタクルス島にあるプエルト・アヨラという街です。ホテルやレストラン、定番なお土産屋さんからオシャレなお店もたくさんありました。

ガラパゴスは国立公園でもあることからか、観光上のルールもしっかりしていました。島の観光やアクティビティはガイド同伴の所が多く、遊歩道も決められています。ゴミの分別もきちんとしていて、動物には2m以上近づけません。

それを島民も大切にしています。

観光客は島にお邪魔させて頂いている感覚でした。

ガイドから、地球温暖化の影響でペンギンの数が減少しているという話を聴きました。

また、島の乾燥化が進み、木が枯れて動物たちの食料が無くなって来ている問題もあるそうです。

有名な観光地になる程、自然が汚れていく課題が付きものですが、一人ひとりがマナーを守って利用し、いつまでもたくさんの動物たちが暮らす自然が残って欲しいです。

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