エクアドルの風通信

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上野 夢子
山形県 ★新規執筆者

タイプ/職種
青年海外協力隊
作業療法士
派遣国
中南米
エクアドル ピチンチャ県 キト市
一言メッセージ
2018年10月から特別支援学校にて活動中。セラピー室の環境整備や作業療法の視点から先生方に支援方法を伝えています。週末は国内旅行を楽しんでいます。

 

死者の日のイベント

2019.11.01

人 文化 活動 生活

Hola! Cómo está?

11月1日の死者の日(Día de Muertos)に合わせて、

コラダモラダ(Colada Morada)というフルーツをたくさん入れて甘く煮込んだ紫色の飲み物と、グアグアデパン(Guagua de pan)という赤ちゃん(キチュア語でグアグア)の形をしたパンを食べる行事が配属先の学校でありました。

生徒たちがフルーツや砂糖、スパイス、ハーブなどの材料を持ち寄ります。

今年は、調理担当の同僚と料理上手な体育教員、生徒と一緒に作りました。

前日から仕込み開始!

パイナップル、フルッティージャ(イチゴ)、ババコを細かく切りジャムにします。

当日は、モルティーニョ(ブルーベリー似)、モラ(桑の実)、グアナバナ(グアバ)、ナランヒージャ(食用ほおずき)をミキサーにかけます。

ハーブとスパイス、パイナップルの皮を煮詰め、甘いスープを作り、それにミキサーにかけた物を混ぜて濾します。

この手作業が大変でした!

濾したものを煮詰めて、ジャムと桃の缶詰を加え、最後にトロミを付けて完成です‼

大鍋4つ作りました!

地域や家庭によって、使うフルーツは多少異なるようです。

学校で作ったものには、8種類のフルーツを使っているのでとても美味しく出来ました。

甘く、トロッとして温かい。

昨年、初めて飲んだ時は抵抗がありコップ一杯飲むのが精一杯でした。

今年は、なんだか美味しく味わえました!

そして試食した際に、「そうそう!この味!」と、この激甘な味が懐かしいと思い、慣れた自分がいました。

それにしても、驚くほどの大量の砂糖を入れるんです!

この国の方々は、コーヒー、ジュースにと何でもかなりの砂糖を入れます。

子どもたちの将来、糖尿病を懸念してしまう程です。

全校生徒で美味しく頂きました!

この行事は、ラテンアメリカの国々であるようです。特にエクアドルではアンデス地域の方が盛り上がっています。

死者を弔う日であり、コラダモラダとパンを食べながら家族一緒に過ごしたり、お墓へ行き、お墓で食事をすることもあるそうです。

日本のお盆に似ていると思います。

紫色のコラダモラダは血の色として意味付けられ、赤ちゃんの形をしたパンは、死者の生まれ変わりとも言われています。

行事を一緒に過ごすことで、日本では経験出来ない文化を知ることができ、より異国の文化に興味が湧いてきます。