2016/11/18 Fri
行事
マダガスカルで日本祭り
10月22日に、同任地の先輩隊員の主導により、任地であるアンチラベ市にて日本祭りが開かれました。当日は近郊の市や他の県からも多くの人が訪れ、来場者数は総勢1,500名にも上りました。
私は広告担当として、アンチラベ日本祭りの告知ポスター、横断幕の作成を担当させていただきました。(写真上) アンチラベ市のシンボルである駅舎をバッグに、展示ブースのイメージ写真が入った風船が、空に浮かんでいるデザインです。当日までに計250枚のポスターがアンチラベと近郊の市に貼られ、道中で見かける度に少し照れくさく、でも誇らしい気持ちになりました。
マダガスカルへの青年海外協力隊員の派遣は2002年に開始されましたが、2009年3月に「暫定政府」が樹立されたため、新規派遣を一時中断していました。2014年4月に新内閣が組閣されたことにより2015年3月より派遣が再開され、現在、マダガスカルでは25人の隊員が活動しています。職種はコミュニティ開発の他、看護師、家政・生活改善、青少年活動、柔道、日本語教師など、多岐に渡り、日本祭りにおいてもそれぞれの活動の成果を発揮していました。
当日は、JICA・JOCVについての説明、成果品販売、日本紹介・日本語、手洗い・歯磨き、菓子(餡入りお焼き)、食事(牛丼)、農業、生活改善、折り紙、習字、浴衣着付けと、計11種のブースが設置され、隊員と、普段隊員と一緒に活動しているマダガスカル人ボランティアによって説明が行われました。
ステージプログラムの最後には、青少年活動をしている先輩隊員主導で、マダガスカルの子ども達と一緒にソーラン節を踊りました。(写真上) 日本祭りの様子は現地のニュース番組でも取り上げられ、数週間が経過した現在でも、街中で「日本祭り楽しかった!」「日本語を勉強したい」「何処で日本語を学べるの?」と、声をかけて貰えることがあります。今までは、中国人と勘違いしたマダガスカル人に、「ニイハオ」と声をかけられることが多かったのですが、日本祭り以降は、「こんちには」と言われる回数も増え、日々成果を実感しています。
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