2024/01/29 Mon
活動
#15 牛の人工授精
↑ 青草を食べる子牛
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毎日のように雨が降ります。
待ちに待った本格的な雨期に入りました。
放牧地が茶色からみずみずしい緑にかわり、牛がもりもり草を食べます。
雲低く牛肥ゆ。
↑ 牛の出産
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牛を改良(乳量が多い、肉質が良い等)し効率よく繁殖させる技術に「人工授精」という技術があります。
雄牛から採取した精液を、雌の生殖器に人工的に注入し、妊娠させるという家畜の繁殖技術の一つです。
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この技術を持った職員が仕事を辞めてしまい、配属先に人工授精を行える職員がいませんでした。
そこでこの技術を職員に伝えることにしました。
↑ 職員が人工授精をしているところ
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ザンビアでも日本ほどではないものの人工授精は普及しており、配属先においても職員はその概念を理解しています。
まず作業内容の説明から始め、実演し、実習を重ねることで職員のトレーニングを行いました。
6ヶ月ほどで作業工程を覚え、牛を受胎させることができるようになりました。
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家畜の繁殖技術には、人工授精の他に、記録の管理も含まれます。
記録から牛群の繁殖状況を知ることができ、それが経営に影響します。
これを教えることが、技術を教えるよりも難しいと感じます。
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1.人工授精を行える職員をもう一人養成する、2.簡易な記録方法を考案する、3.職員が記録管理を行えるようにする
この3点が今後の課題です。
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