JICA海外協力隊の世界日記

カシシで牛を飼う

#25 牛の妊娠鑑定実習

↑ ハネジネズミの一種

寒い。どれくらい寒いかというと、ある日の最低気温が4℃でした。

停電で電気もない、火をおこすスキルもないので、体を動かして暖をとります。

最近できた趣味はエアロビクスです。

さて配属先の農場では実習生を受入れています。

ザンビア大学獣医学部の学生が牛の妊娠鑑定の実習に来ました。

牛の妊娠鑑定は直腸検査により行います。牛の直腸に手を入れて妊娠しているかどうかを判定する検査です。

↑ 実習の様子

牛の直腸に手を入れるというと一般の方には抵抗があるかもしれません。

私が学部生のときも直腸検査を嫌がる学生がいました。

一方ザンビア大学の学生はみな積極的に実習に参加していました。

育った環境によるものでしょうか、牛に慣れている人が多いようです。

学生からは繁殖だけではなく牛の飼養管理についても質問されます。

片言の英語に専門用語を交えて話すのは大変に骨が折れますが、牛について話すのは楽しいです。

牛とのツーショットを撮る学生をみると日本の学生と変わらないなぁと感じました。

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