JICA海外協力隊の世界日記

カシシで牛を飼う

#5 乳製品加工部門の活動

↑ 庭が燃えている。室内から撮影。

カシシはまだまだ乾季が続いています。

ある晩、パチパチと外から物音がするので見てみると、庭が燃えていました。

....火事!?

隣人に電話で対応を確認するも、'そのままでいい'とのこと。

半信半疑のまま、心配だったので家の周りに水を撒いておきました。家に燃え移らないことを祈りつつ就寝。

翌朝には鎮火していました。近隣の庭を含め20m程が焼けていました。

近所で煮炊きに使った火が草に燃え移ったようです。日常茶飯事なのかザンビア人は気にしていないようでした。

7月に入り一段と寒くなりました。朝晩は気温が10℃以下になります。

↑ 青いドラムに水とヒーターを入れ、その中に生乳を入れた鍋を浮かべて湯煎する。

さて、乳製品加工部門についてご紹介します。

牧場で生産された生乳を使用した乳製品を製造し、販売しています。

作っている乳製品は、低脂肪乳、クリーム、ヨーグルト、チーズです。

チーズの種類は、フェタチーズ、モッツァレラチーズ、ハロウミチーズ、フレッシュチーズです。

ドラムにお湯をはり湯煎することで、低温殺菌、発酵などを行っています。

↑店舗にブースを出し、乳製品や本の紹介をしているところ。

製造された乳製品は包装され、配達されます。

販売先は、首都の大型スーパーやオーガニック系の個人商店です。

客層は、外国人や中所得以上のザンビア人と思われます。

配属先は学生や中・小規模農家に対して、少ない設備投資で乳製品を製造する方法を学ぶ研修を行っています。

乳製品の品質と生産性の向上、新規商品の開発が活動内容です。

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