JICA海外協力隊の世界日記

カシシで牛を飼う

#7 牛の薬浴

↑ 満開のマンゴーの花

乾季が続いています。雨は1滴も降りません。

最近は温かくなり、新葉がではじめ、様々な花が咲きはじめています。

今回は牛の薬浴についてです。

外部寄生虫であるダニ類のコントロールは畜産農家にとって重要です。

吸血性のダニは、吸血による直接の被害のみならず病原体を媒介します。

特にピロプラズマ症(原虫感染症)に罹患した場合、牛が死亡する場合があります。

↑ 牛の体表についたダニ(黒い粒)。吸血した後のダニは珈琲豆くらいの大きさになります。

ダニの駆除方法には、放牧地にダニ駆除の薬剤を散布する方法、牛の背中に薬剤をかける方法、薬剤が出るシャワーつきのトンネルを牛が通る方法などがあります。

配属先では薬浴を行っています。

深さ約2m長さ約10mの水路に牛が飛び込み、泳いで出口に向かいます。

薬剤にはアミトラズを使用し、2週に1度薬浴を行います。

薬浴のメリットは、牛体全体に薬剤を付着させることができること。

デメリットは、水路に牛を追い込む時に人の労力が必要で牛にもストレスがかかること、まれに溺死が起きることが挙げられます。

↑薬浴。

薬浴のデメリットの解消のために、背中にかけるタイプの薬剤を現地で購入出来るか、シャワー施設を設置出来るか等、その値段や効果などを今後検討する必要があります。

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