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↑花嫁と花婿の記念撮影

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今回は結婚式について。

ザンビアでは結婚するときに以下の3つの催し物が行われます。

・チランガムリロ：花嫁の部族の料理を花婿に披露する

・キッチンパーティー：花嫁と花嫁の知り合い（女性のみ）でお祝いする

・ウェディング：花嫁花婿の両方から親族・知り合いが招かれてお祝いする

それぞれ別の日、別の場所で行われます。

チランガムリロやキッチンパーティーは省略されることもあるそうです。

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↑花婿の敷地に入る時の様子。女性達が料理の入った鍋を頭に乗せている。

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さて先日チランガムリロに参加してきました。

花婿の家の庭で式が始まるのを待っていると、太鼓の音とともに歌が聞こえてきました。

敷地の外には30人ほどの女性がいて、頭に鍋をのせて歌っています。

この女性達は花嫁側の親族です。

彼女たちが敷地に入る時、花婿の家に入る時、そして料理を披露するときに、花婿側の出席者が投げ銭をします。

金額は一人5～100クワチャ。日本円で40～700円です。

200～300クワチャ集まると次に進んでいる様でした。

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↑鍋の蓋を一つずつ開けて花婿に紹介しているところ

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歌と太鼓は続き、花婿の家の中に次々と料理が運ばれてきます。

出席者5～6人が投げ銭をすると、鍋の蓋が一つ開きます。そして花婿にその料理の説明がなされます。

料理は全部で30種類ほどありました。

投げ銭が足りないと料理の蓋がなかなか開かず、歌と太鼓が煽ります。すると誰かが100クワチャを投げて会場を盛り上げるのです。

1時間ほど開封の儀があり、その後出席者に料理が振る舞われました。

会の一番最後に花嫁が登場し、写真を撮っておひらきとなりました。