2015/10/28 Wed
文化
パラパ


こんにちは!
今日はベリーズでは必ず見かける、パラパについてお話したいと思います。
パラパ(palapa)とは、ヤシの葉っぱで屋根を葺いた、壁のない小屋のような建物です。
風通しがよく、常夏の国ベリーズならではの建物と言えます。
日差しが強く、年間を通して30度前後のベリーズでは、パラパはいわばオアシスのような存在。
日なたに比べて日陰は意外と涼しく、風が通り抜けるパラパは休息するにはもってこいの場所です。
また、ヤシで葺いた屋根は一見雨に弱そうですが、実はしっかり雨を防いでくれます。
突然のスコールがあっても、パラパの下で雨宿りすれば安心です。
現在、我らが小学校では古くなったパラパの屋根を葺き替え中です。
屋根から外したヤシの葉っぱはザクザクして、子どもたちは楽しそう。
日本の子どもたちも、秋になったら落ち葉を踏んで遊んでいますよね。
パラパの屋根は、しっかり葺けば10年以上は持つそうです。
近いうちに、新しい屋根ができるのが楽しみです。
SHARE