2019/04/25 Thu
活動
三者協議
モロッコに来て半年、任地シディカセムで活動をして5ヶ月が経ちました。
6ヶ月がたつ頃には、ボランティアは活動計画を策定します。
先日、私の配属先の関係者とJICAモロッコ事務所と私とで、活動計画について協議を行いました。
初めの挨拶だけはモロッコの「ダリジャ語」で行い、内容説明はフランス語で行いました。
皆、私の拙いフランス語を真剣に聞いてくれて、時には直してくれます。
30分ほどで終了したのですが、とても疲れました。
これが、私の活動計画です。
(恥ずかしいので、ぼかしを入れています。)
2年間どのような活動をどの時期にするのか。
その目的・目標は何か。
指標や実施者などを書いています。
三者協議では、私が考えた活動計画に、配属先の関係者から意見をもらい、活動への理解と協力を得ることができました。
JICA事務所からのコメントをもらい、夢がどんどん膨らみました。
計画通りに進むよう、より一層頑張らなくてはいけないと、身を引き締めた日となりました。
活動計画の策定は、派遣国によって様々なように思います。
(国の違いか、時代の違いかはわかりませんが。)
以前、派遣された「グアテマラ」では、カウンターパートと一緒に策定し、2年間の活動を進めました。
三者協議は無かったように思います。
モロッコでは、私にはカウンターパートがいません。
活動を共にするパートナーはいますが、特定の人をカウンターパートとはしていません。
配属時にカウンターパートがいなかったので、キーパーソンは多いほうが良いと判断し、今まで活動しています。
カウンターパートは2人いても3人いても良いのですが、モロッコでは決めない方が良いような気がしています。
もちろん、モロッコのボランティアもカウンターパートのいる人がほとんどです。
私も「グアテマラ」では、沢山カウンターパートに助けてもらいました。
カウンターパートがいる、メリット・デメリットはあると思います。
モロッコでのキーパーソンは、みんな私のカウンターパートです。
そうなると10人くらいになり、意見をまとめるのは大変そうです。
なので、必要な時に一緒に活動しています。
この日は、私にとって大事な日と思い、初めてジュラバを職場に着ていきました。
皆、褒めてくれました。
後から写真を確認したら、私が着るとパジャマぽいと感じてしまいました。
モロッコの女性は皆、とても素敵にジュラバを着ているのに、なぜだろうと考えたら、私にはモロッコの女性が顔に巻いている「フラ」がないからだと気付きました。
これから、もっともっとモロッコの魅力に触れていきたいと思います。
SHARE