JICA海外協力隊の世界日記

モロッコ・ノスノス日記

タクシー

モロッコのタクシーは、都市によって色が決まっていてカラフルです。

市内は、同じ色のタクシーが走っているので、タクシーを見つけるのも簡単です。

私の街のタクシーは、水色です。

他の都市では、赤や黄色や青などのタクシーが走っています。

市内タクシーは都市間を移動できない決まりになっています。

そのために、色分けされています。

乗り合いタクシーなのですが、最大乗客数は3人です。

4人で移動する時には、2台のタクシーを利用します。

行き先も重要で、先に乗っている人や運転手の行き先と異なると拒否されます。

中・長距離タクシーは白いタクシーです。

旧と新があります。

なぜかどちらも乗客数が6人なので、

旧式はセダン型の前に2人と運転手、後ろに4人が乗ります。ぎゅうぎゅうです。

新型はワゴンタイプなので、前に1人と運転手、真ん中に3人、一番後ろに2人が乗ります。

途上国の移動あるあるで、6人揃うまでいつまででも待ちます。

あふれんばかりの人を待たなくても良いので、まだ希望があります。

急いでいる時などは、必要な人数分の料金を払えば出発できるので、良心的です。

モロッコでの移動は、電車優先で、次に安全とされているバスが推奨されています。

タクシーで長距離を移動することは多くありません。

初めての街を訪れても、水色に近いタクシーが街を走っていると、安心します。

近い都市でも、赤や黄色のタクシーが街を走っていると、新鮮な気持ちでわくわくします。

訪れた街のタクシーが何色なのか発見することは、モロッコの旅の楽しみの1つです。

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