JICA海外協力隊の世界日記

中国三大ボイラー武漢での暑い(熱い)日々。

2016年1月

前回のスピーチコンテストのアップロードから早くも1ヶ月以上が経ちました。年が明け2015年から2016年になり、1月は色々と行事が盛りだくさんな月です。1月1日の元旦は、同じ湖北省で活動している大瀧さん(日本語教育)の任地、黄岡外国語学校を訪問させてもらい、数名の学生とも交流することができました。やはり、自分が普段接している学生とはまた違う日本語を勉強している学生と接すると、新鮮さだけではなく、今まで気にもしていなかったことなども色々と発見することができ、とてもいい刺激になると同時に勉強になりました。新幹線で武漢から約30分の黄岡は、中国的にはご近所さんですが、そこには、武漢とはまた違う方言や、習慣などがあり、とても興味深く元旦から元気をもらいました。

そして、黄岡への小旅行から1週間後の1月8日には、中国へのボランティア派遣30週年の式典が北京であり、現役隊員として参加させていただきました。式典では、自分が生まれる前の中国でのJICAやボランティアの様子などのお話を聞くことができ、色々と考えるきっかけをいただきました。そして、先輩隊員たちの多くが感じていたこと、感じていることにも共感するところが多く、時代や町並みなどは変われど、人と人との交流の基本は酸いも甘いもやはり同じなのだなと感じました。残りの任期も、健康第一でもっと頑張ろうと、元気をいただきました。

式典参加後、任地へ帰ってすぐの1月13日は、普段とても仲が良い、調理科の同僚の誕生日だったので、皆でお祝いをしました。普段は、男の中の男、中国語の男漢子の典型的な先生(写真真ん中のベージュ色のジャケット)で、自分では絶対に誕生日パーティーをする様なキャラではないのですが、今回だけは例外的に僕の外国人パワーを使って、誕生日鍋会を開かせてもらいました。本人は照れながらも、照れ隠しで良い感じに酔っ払い、そして、奧さんもそんな旦那を見ながら楽しそうにしていたので、開いて良かったなと思いました。そして、1月20日に期末テストが終了し、あとは1月30日からの冬休みを待つだけとなりました。中国のお正月は、旧正月(今年は2月8日)なので、今の時期は日本の年末にあたり、街を歩いていても、忘年会帰りのような人たちをよく見かけます。旧正月の良い新年が迎えられるように、あと数日やることをしっかりとやっていこうと思います。

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