JICA海外協力隊の世界日記

中国三大ボイラー武漢での暑い(熱い)日々。

武漢大学桜

3月18日金曜日の午後から、面接クラスの学生達と武漢大学の桜を見に行ってきました。突然の学校行事で参加できなかった2年生と1年生が数人いたのが残念でしたが、限定4000人の入場規制の中、運良く面接クラスの学生たちは全員行くことができました。ちなみに先着4000人の予約は、夜8時に始まり8時20分頃には予約が全て埋まるというぐらい少ない枠なのです。

武漢在住とはいえども、桜の開花は2週間弱ということから、学生達の大半が桜を見るのが初めてでした。みんな口々に「キレイですね〜。」と言いながら、和んでいる様子でした。私自身もここの所、なにかとイライラすることが多かったですが、かなりリフレッシュされ、とてもいい気分転換になりました。

面接クラスの目的である、日本へ技能実習に行くための面接日が近づいてきました。今回の面接を受ける(クラスの半分の)学生達は私が赴任した直後からほぼ毎日一緒に生活している学生達です。面接の結果には日本語能力以外の色々な要素も影響するので、正直結果が読めないことも多くあります。ただ、桜マジックかなにかのミラクルが起こって、全員合格してほしいなと、桜を見ながら心の底から祈りました。普段の教室とは違って、外に出て開放的になったことからか、学生達の日本語も普段より多く聞こえてきました。やはり、環境や雰囲気は本当に大切なんだなと改めて実感しました。そして、今日一緒に桜を見に行った学生達、残念ながら行けなかった学生達、彼らが大きくなった時にまた一緒にこうやって武漢大学に桜を見に来たいなと思った1日でした。

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