JICA海外協力隊の世界日記

モロッコ通信〜Heartful♡SidiKacem〜

小学生体験

活動先の通常クラスを見学させてもらいました。

最初は見学のつもりでしたが、子どもの隣に座って教科書を見せてもらって・・と気付いたら小学生とともに授業を受けていました。(なんと指名もされます。笑)

フランス語の授業では板書が達筆すぎる筆記体で読み取るのに大苦戦し、アラビア語の授業では何一つ理解できず撃沈・・・

唯一算数の授業は理解でき、計算が速いと褒められました。(現役小学生に負けていられない!)「日本人は賢い!」と言われながら他の授業ではぽかーーんとしているので名誉挽回です。「数字は世界共通にしよう!」と決めてくれた方に感謝m(._.)m

教科書の内容も日本と似ていて、親近感を感じます。

子どもたちは授業に対してとても積極的で、先生の発問に立ち上がって挙手したり、わざわざ先生の目の前まで移動して指名して欲しいとアピールします。アピールするわりに正解を答えられないことも多々ありますが、本人は対して気にする様子もなく、周りの子も友達の不正解には全く気にすることなく、即座に「先生!」とアピール合戦が再開されます。間違えたらどうしよう、なんて心配は御無用。とにかく活気がすごいです。

1コマ2時間もあるので、さすがに先生も疲れるのか廊下に出て外の空気を吸いに行ったりコーヒーを入れに行ったりと教室を不在にする時間が発生します。その間、子どもたちは板書をするよう言われていることが多いのですが、先生が廊下に出た瞬間、ビリビリビリビリ!とノートを破く音が響く教室。落書きをしたり紙飛行機を作って飛ばしたり、やりたい放題です(※一部のクラス)

先生が戻ってくるや否やさっと静かな教室に戻り、何事もありませんでしたけど?と板書を再開します。

そんな束の間の休憩時間(?)に、私のためにイラストやメッセージを書いてプレゼントしてくれる子もいました。毎授業増えていく宝物たちです。

IMG_2890.jpg

当日の授業開始直前に「あなたのクラスを見学してもいい?」と聞くと、「もちろん!ようこそ!」と快諾してくれ、授業終わりに「ありがとうございました」と伝えると、「いつでも大歓迎だよ、また来てね!」とあたたかい言葉をかけてくれる先生方にほっこり

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