JICA海外協力隊の世界日記

モロッコ通信〜Heartful♡SidiKacem〜

他の惑星

友達がモロッコの家庭料理を振る舞ってくれるというので喜んで遊びにいきました。おばあさんと2人暮らしと聞いていましたが、家には親戚が来ており総勢7人での賑やかなランチでした。

この日はラフィーサをいただきました。敷き詰めてあるものは麺に見えますが、ミラウィ(モロッコのパン)を細~~くちぎったものらしく、かなり手間のかかる料理です。真ん中には煮込まれた大きな鶏肉。手作りのソースをかけながらいただきます。モロッコ料理、本当においしいんです。「お腹いっぱい!」と言いつつ手が止まりません。

食後、友達のいとこ(21歳の女の子)に、いかに日本が素晴らしいかを熱弁されました。

・小学校では毎日小学生が自分の教室を掃除していること

・電車のホームでは列を作って待ち、降りる人が優先されること

・日本では落とした財布が中身はそのままで交番に届くこと 等々・・・

これは親が教えてくれるの?学校で習うの?どうして日本人はこういうことができるの?と興味津々でした。極め付けは、「日本は他の惑星よ。同じ星とは思えない。あなたは世界のトップにいるのよ!」という一言。これには大笑いでした。

たまたま日本に生まれ、日本の慣習の中で育っただけですが、先人の作り上げた日本って素敵な国だな・・とちょっと日本が恋しくなった一日でした。遠く離れた国でも、日本のことをそんなふうに思ってくれているのは嬉しいです。

もちろんモロッコにも素敵なところがたくさんあります。でも私が当たり前すぎて見過ごしていたように、モロッコの人たちも気付いていない面もあるのかもしれません。モロッコのこういうところが素敵だよ!と、自分の気持ちや考えを、もっともっと相手に伝えられるようになりたいです。

「スーパーで水を買ってきて!」と頼まれ、お釣りでこっそりアイスを買っちゃう女性陣。家に帰る前にゴミを捨て、証拠隠滅しました。

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