JICA海外協力隊の世界日記

コロンビアからの手紙

カリへの旅行

カリというコロンビアで3番目に大きい街に観光に行ってきました。

カリはサルサというダンスで有名であり、金曜日や土曜日の夜は一部の道路を歩行者天国にして皆んなでダンスを踊るほどです。私が宿泊したホテルの前の公園でも、80人ほどが集まって深夜までサルサを踊っていました。

コロンビア西部に位置し標高は1,000mほど。年間を通して気温が20℃から30℃であり雨季と乾季があります。この気候が様々な作物を育てるのに適しており、サトウキビやキャッサバなどの一大生産地になっています。

週末を利用しての旅行でしたが、様々な場所を訪れることができました。

上の写真は動物園です。コロンビアに来て初めて動物園に行きましたが、日本の動物園と変わらず様々な動物がいました。動物園の中に水族館もあり様々な魚(特に淡水魚)を見ることができること、アンデス山脈に住む動物が多くいたことが日本と違う点でした。また動線がコントロールされており、効率よく全ての動物を見ることができるように工夫してありとても動きやすかったです。

サトウキビ博物館にも行きました。いくら車で走っても見渡す限りサトウキビ畑が続くロケーションの中に、サトウキビ栽培の歴史や昔の砂糖の精製方法の展示などがされている博物館がありました。過去は先住民族が小規模に生産していたようですが、現在では企業が広大な土地を所有し年間を通して生産しているようです。

カリの街は1536年に作られたということで、南米大陸の中でも古い部類に入ります。古い教会や歴史的な建造物がカリ市街地の観光資源となっており、上の写真はカリの街を一望できる丘の上に建てられた高さ26mのキリスト像です。

その他、サン・アントニオ教会やラ・エルミタ教会、肉や魚、野菜や花が集まる市場や航空博物館、自然公園などを観光しました。カリは年間の最高気温が30℃程と過ごしやすく、歴史があり、都市と自然が近い観光に適した街です。サルサが好きな人はもちろんですが、そうでなくても楽しめる街だと感じました。

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