JICA海外協力隊の世界日記

Luna in Uganda

農家訪問ー穂首刈りー

こんにちは!

今回も農家訪問をした時のことです。

農家訪問をしていて「穂首刈り」をしていた農家さんを何人か見かけました。

稲は根元から刈り取り、脱穀をするのが一般的なのですが、「穂首刈り」「穂刈り」とはその名の通り穂だけを刈り取る方法なのですが、この収穫方法を現在も行っている農家がいることに大変驚きました。

この方法は穂を一本一本刈り取るので時間がかかったり、次の作物を植えるのにも稲藁が残ったままなので次回の圃場準備が大変な為、その収穫方法を行っている農家さんはいないと思っていました。

農家さんになぜその方法で収穫を行っているかを聞いたところ、以下の理由があるようでした。

理由① 穂を収穫してそのまま米袋に入れて叩いて脱穀できるので楽。

理由② 登熟した籾だけを収穫できる。

ということで脱穀の手間を省けたり、いい籾だけを収穫できるそうで、次作の圃場準備が大変ではないかと聞いたところ、燃やしてしまう or 草刈りで稲藁を倒すので支障はないと言っていました。

そして、周辺農家が根元からの収穫をしているのを知りながらその方法で収穫をし続けていること、家族で収穫作業をしている為多少大変でも時間をかけて収穫をしても良いこと、その収穫方法がいいと感じているから行っているということがわかりました。

収穫作業だけに限った話ではありませんが、その方法で行うメリット、デメリットを理解してもらえるようにうまく話していきたいです。

読んでくださりありがとうございます!

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