JICA海外協力隊の世界日記

ボツワナ塁球部.com

帰国後〜東アジアカップ in フィリピン〜

 2024年10月29日〜11月3日にフィリピンのクラークで行われた東アジアカップにカンボジア代表のコーチとして参加してきました。本大会の上位2チームはアジア大会への出場権が得られる予選も兼ねています。
 参加チームは、フィリピン、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールとカンボジアの7カ国です。ベトナムやラオスの出場はありませんでした。試合は、2グループに分かれ、総当たりのグループステージを行い、その後各グループ上位2チームによるスーパーラウンドとその他のチームによる順位決定戦に分かれます。カンボジアチームは一勝もする事なく、7位という結果に終わりましたが、格上である香港に5-2と奮闘したりと良い部分もありました。香港は本大会で2位でした。1位はフィリピンです。一方、勝てる試合でミスが多く出てしまったり、精神的なところから相手に足元をすくわれてしまった試合もありました。
 本大会に向けて、カンボジアチームは一ヶ月の強化練習を行ってきました。ただ仕事や学業等で選手全員が揃ったことは一度もありませんでした。練習環境も人工芝のフットサル場を使用し、限られた練習メニューの中で試合に臨みました。それでも勝てるチャンスはあるし、今後の取り組みが大事になってくると感じました。

 東アジア大会なので指導者にも多くの日本人がいました。出身大学が同じだったり、現役の協力隊員がいたり、日本人の繋がりを感じる大会でもありました。

 アジア野球連盟の審判長の小山さんとも念願の初対面を果たすこともできました。

 本大会は個人的にも、初めての野球の公式戦でもあり、ソフトボールと違った野球の面白さや、難しさを経験できた大会でもありました。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ