JICA海外協力隊の世界日記

挑戦に年齢は関係ない

活動中の心の支え

 2年間の活動も残すところ1ヶ月を切りました。着任してから今までに何度も、「この活動が本当にこちらの方々の役に立っているのか」など、葛藤がありました。きっとJICAボランティアで活動している皆さんは、そう思うことが多々あると思います。活動がうまくいかない時など、「日本から来た意味があるのか」と思っていた時に、たまたま消防署の前を通ったところ、ザンビアと日本の国旗がついた消防車が停まっていました!消防署の方に尋ねたところ、一般社団法人 日本外交協会よりザンビアに寄贈され、そのうちの2台がリビングストンで活躍することになったそうで、「日本に大変感謝しています!」という、ありがたいお言葉をいただきました。

それからというもの、たまに消防署の前を通っては「今日は日本からの消防車は停まっているのかなー」と会いに行ったり、活動の悩みなどが生じた時には日本からの消防車の姿を見て心を奮い立たせました。

 その他にも、リビングストンの方々の生活になくてはならないものに日本が関わっているのですが、それは・・・道路です!以前日本の支援によって街の中心部からジンバブエ側の国境までの道路の改修工事と歩道や路肩、外灯の整備が行われました。街の大通りのモシ・オア・トゥンヤ通りには、ザンビアと日本の記念碑プレートが設置されています。

両国の国旗がついた消防車が街を巡回している姿や、大通りの記念碑プレート(日の丸の赤い部分が消え、ザンビアの国旗の鷲の部分も消えてしまって、落胆してしまう部分もありますが・・・)は、私の心にしっかり日本人の誇りとして刻みこまれ、活動をする上での心の支えとなりました。

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