JICA海外協力隊の世界日記

Sensei Takatomo のブラジル日記

熱帯アマゾンの日系社会

みなさんこんにちは。
7月、ブラジルの冬休み期間を利用し、ブラジル北部の主要都市であるマナウスを訪れました。

マナウスには有名なアマゾン川があり、一年中高温多湿で様々な植物や動物、そしてインディアンと呼ばれる原住民も生活している町です。
空港に着いてすぐに感じたのは日本の真夏のような蒸し暑さでした。

そんなマナウスにはホンダやヤマハなどの数多くの日系企業が進出しており、そこに勤める駐在員や多くの日系人が居住しています。

一方で、麻薬や銃がアマゾン川を通して取引されたり、犯罪組織による抗争などで治安が不安定な一面もあります。

今回マナウスを訪れた際、盆踊り祭りが開催中だったので参加してきました。会場には日本人や日系人の姿が多く、約3000人のお客さんが来場し、日本食の屋台、ビンゴゲーム、盆踊りなど非常に盛り上がっていました。

翌日は、マナウスの日系野球・ソフトボールチームを訪れ、一緒にソフトボールを楽しみました。30度を超える蒸し暑い気温の中、暑さに慣れているマナウスの方々も2時間ほど練習を引き上げ、日陰でバーベキューをしながら世間話をして楽しみました。

マナウスの野球チームは2019年に当時のJICA隊員と日本遠征を行なっていたチームでしたが、パンデミック以降はチームの活動が中断しています。今後、また野球をする子どもが増えチームが復活することを願っています。

赤道近くのマナウスに住む日系人たちも日本人移民が持ち込んだ野球や日本文化を大切にしており、日本人、日系人、そして日本にルーツを持たないブラジル人を繋いでいました。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ