JICA海外協力隊の世界日記

Sensei Takatomo のブラジル日記

フェスタジュニーナ

みなさんこんにちは。
7月になり、ブラジルは冬に入りました。日中は半袖で過ごせるほど暖かい日が多いですが、朝晩は冷え込みが厳しくなっています。

6月(7月)のイベントといえばブラジル全土で盛り上がるフェスタジュニーナです。フェスタ=お祭り、ジュニーナ=6月という意味で、”6月のお祭り”となります。今回、配属先でもフェスタジュニーナがありました。

ブラジルではカーニバルが有名ですが、それに次ぐ人気のお祭りがフェスタ・ジュニーナで、ブラジルの6月の風物詩でもあり、この時期になると毎週、教会やショッピングセンターでフェスタジュニーナのイベントが催されています。

フェスタジュニーナはなにをするお祭りなのかというと、秋の収穫をお祝いする田舎スタイルのお祭りです。そのため参加者はカイピーラと呼ばれる田舎の人の格好をします。
男性はチェック柄のシャツに麦わら帽子にジーンズ。女性はつぎはぎのドレスを着てほっぺたにそばかすをつけたりします。
子どもたちも同じような格好で参加し、鼻ひげを描いたり、三つ編みをしたりもします。

この祭りでは、Forró(フォホー)と呼ばれる種類の音楽を流し、音楽に合わせて、焚き火の周りを輪になって踊ります。

配属先のフェスタジュニーナは持ち寄り形式でcomida caipira (コミーダ カイピーラ)と呼ばれるさまざまな田舎スタイルの料理を持参し、ビンゴゲームやダンスで、子どもから大人まで楽しむことができました。

私の配属先は日系団体ですが、ブラジル文化のフェスタがあったり、「ナカマ」と呼ばれるソフトボール大会など、毎週のようにイベントが行われており、賑やかでおもしろいです。

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