JICA海外協力隊の世界日記

Sensei Takatomo のブラジル日記

世界遺産の町のカーニバル

今回はカーニバルについてお話しします。

カーニバルといえば、リオデジャネイロで開催されるカーニバルが有名ですよね。私もブラジルに来る前はカーニバルといえば、リオのカーニバルのような華やかなものを想像していました。しかし実際には、ストリートで行われるカーニバルの方が一般的で、各地域によって様々で特色があります。

今年は、2月18日から22日までカーニバル期間で、私はミナスジェライス州のオウロプレットと呼ばれる人口約7万人の小さな町に訪れました。この町は、かつて金鉱採掘で栄えた町で、街並みが世界遺産に登録されていて、とても綺麗な町でした。

サンパウロ州には日本人や日系人が多いですが、ミナスジェライス州、特に地方であるオウロプレットでは日本人が珍しいようで、観光中に"japa"(日本)や"China”(中国)と声をかけられることがあったり、通りすがりに「ありがとう」や「さよなら」と日本語で言われたり、サンパウロにいる時には経験しなかったことがありました。

そんな中、1つのグループにポルトガル語で「日本人、こっちで一緒に飲もう」と声をかけられ、ブラジルではお酒の中に睡眠薬を入れて飲ませるといった犯罪がよくあるので、初めは警戒していましたが、そこで出会ったブラジル人たちは本当に優しく、一緒に楽しむことができました。

カーニバルは、昼15時頃から始まり、日付が変わった後も街では太鼓の音が鳴り響いていました。世界遺産の街並みをラッパや太鼓などを演奏しながら行進する光景はとても華やかでした。

カーニバルでは、子どもから大人までみんなが楽しみ、笑顔で踊り、歌い、何かエネルギーをもらった気がしました。

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