2024/11/19 Tue
活動
山の国ブータンで『ソーラン節』
クズザンポーラ=こんにちは!
今回『ソーラン節』について書かせていただきます体育隊員の髙江洲佳絵です。
配属先はHaa(ハ)県のChundu Armed Forces Public Schoolです。
『子ども達に日本の伝統ダンス、ソーラン節を教えたいです!』と校長先生に伺ったところ『子どもの日(ブータンでは11月11日)に見せよう!』とすぐに決まりました。
4、5年生計75名でソーラン節をやることが決まってからは、運動会の時と同様、毎日もらえる授業を全ていただきながら短期決戦でのぞみました!
練習では、簡単版をつくって、『低く!大きく!声出して!』を繰り返し伝えながら練習しました。
始めは『なんだこのダンスは!』という反応でしたが、徐々に気合いが入っていく子ども達。
自信のない子や、なかなかやる気のでない子、エネルギーであふれる子など様々な生徒がいましたが、全員に伝わるように、『こう、そしてこう、からのこう!』と手取り足取り練習しました。
前回運営した運動会の前日は、『大丈夫かな。』と不安が大きかったですが、今回は『子ども達は絶対魅せてくれる』という謎の自信がありました。
本番では、先生方や中高生合わせて約700名のオーディエンスに怖気づかないよう、なるべく子ども達と目を合わせるようにしました。
『笑われるんじゃないか?』という不安がある子もいました。
【解決策】
・子ども達に、『マダムかえがいるから大丈夫!やるぞ!』と思ってもらえるように関わり、引っ張ること。
・『自信もって!』とたくさん伝えること。
・ 自分が子ども達に負けない熱量をもって取り組むこと。
子ども達より目立っていたかもしれません・・・
本番では、
殻をやぶって思いっきり踊る子、キラッキラの笑顔で踊る子、
恥ずかしさが拭えない子、フリを忘れてしまう子、
全て含めて子ども達らしさが光ったソーラン節になったと思います。感動の嵐!
最後の『やー!!!』をきめて終わった後は、達成感にあふれ、ホッと安心した顔をしていました。(私も含め。)
任地Haa(ハ)の原っぱで響かせた
『どっこいしょーどっこいしょー!ソーラン ソーラン!』
サポートしてくれた同僚、最後までやりきってくれた子ども達に『カディンチェラ=ありがとう』
日本の風が吹いた、とても貴重な時間になりました。
大漁大漁~!!!
ソーラン節 完。
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