JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

ブータン有数の観光地「ポプジカ」2026夏

(↑ポプジカ渓谷全景2026夏:おとなしい馬が放牧されています)

ブータン有数の観光地「ポプジカ」2026夏

ANSWER

みなさんこんにちは。建築隊員のyutaです。

1つ前の記事では、ブータンの瞑想を少し紹介させていただきました。
前の記事:暑い!と感じたら瞑想で乗り切ろう | ブータン便り(ブータン事務所) | JICA海外協力隊の世界日記

ブータンの観光地と言えば、空港のあるパロのタクツァン僧院、首都ティンプー市街地、旧首都プナカのゾン(要塞建築)が真っ先に挙がります。
空港から比較的近いこの3都市は、旅行客にとって行きやすく、ブータンらしさを十分に堪能できるスポットになっています。

実は他にも素晴らしい観光地が地方各地にあります!
・ガサ県ラヤ:年に1回のハイランドフェスティバル(標高約4000m)が有名。山岳民族の衣装が独特で美しい
ワンデュ・ポダン県ポプジカ渓谷:自然・景観保全・動物保護を優先し、電線を地下化している地区。オグロヅルが有名
・ルンツェ県コマ村:王族の方などがお召になるキシュタラという華やかな織物の産地
・タシガン県メラ・サクテン:ブータン最東部に位置する遊牧民族が住まう地域。民族衣装が赤や茶色で特色がある
簡単に紹介するとこんな形になりますが、最新の「地球の歩き方・ブータン」(2025/10/16)にはもっと詳しく、もっと多くの観光スポットが記載されていますので、ご興味のあるかたは是非、ご覧になられてください。

民族衣装.png(↑民族衣装と生地:左からラヤのキラ、コマ村名産のキシュタラ、メラ・サクテン地方のゴ)

また、各地域の民族衣装や生地についてはティンプーのロイヤル・テキスタイル・アカデミー(RTA)で展示されており、特色や由来などを詳しく見ることができます。ティンプーでは必ずと言っていいほど行ってみたい場所の一つです。

この記事では紹介しきれない、また行っていない場所もあるので、
今年の夏、7月に訪れたポプジカ(Pobjikha)を、今回は紹介させていただきたいと思います!
参考(先輩隊員の記事):ポプジカとオグロヅル | ブータンゆっくり散歩道(鈴木 育則) | JICA海外協力隊の世界日記

(↑ブータン観光地マップ:今回言及した場所のみです。訪れたい場所は他にもたくさんあります!〔地図元:OpenStreetMap〕)

ポプジカ渓谷はブータン中部に位置し、パロ空港から6時間、首都ティンプーから5時間かかります。どちらもバスでの計算ですが、雨期の7~9月や道路状況・天候によって大きく変わります。タクシーで行くと割高ですが、30分から1時間はやく着きます。

東部ヒマラヤ山脈の絶景を眺められるラワラ峠を越えると目下にポプジカ渓谷が現れます。この景色だけでも行く価値があります。
(綺麗すぎて写真を撮り忘れました、すみません。ぜひ実際に来て、その目で見てみて下さい、一生忘れられないくらいの景色です)


WhatsApp Image 2026-08-11 at 16.04.14.jpeg(↑ガンテ・ゴンパ:ギャンティ・モナストリーとも呼ばれます)

ポプジカにはガンテ・ゴンパという立派な僧院があり、オグロヅルフェスティバルの際にはオグロヅルの着ぐるみを着た人物が踊ったりもします。
僧院までの道のりには新しめのカフェやお土産ショップが点在する一本道があり、歩いていて飽きないところです。

WhatsApp Image 2026-08-11 at 16.04.43.jpeg
(↑ギャンティ・ネイチャー・トレイル2025冬:どことなく日本の尾瀬のような雰囲気があります。先には観察小屋や森林内の遊歩道もあります)

僧院近くから渓谷中央部までのトレイルロードが整備されていて、冬のオグロヅル飛来時期にはバードウォッチングも楽しめます。
ちなみにオグロヅル・ビジターセンターでは保護されている2羽のオグロヅルがいて、通年会うことができます。最近子供が生まれたという噂も耳に入っています。

(↑オグロヅル・ビジターセンターに保護されている2羽のオグロヅル:近くで見れるのはここだけです)

近年、観光に力を入れているせいか、ホテルが増えてきて、かなり快適な滞在ができます。私も約1年前くらいにできた新しめの宿に泊まりましたが、非常に心地よかったです。清潔さはもちろん、夕飯・朝食もおいしかったですし、スタッフのサポートも素晴らしい。なかでも、宿からの渓谷の景色は絶景で、何時間も眺めていられるような場所でした。

WhatsApp Image 2026-08-11 at 15.55.10.jpeg(↑ポプジカ渓谷2025冬:写真では伝わりにくいのですが、朝は霜が降りて、幻想的な景色が広がっています)

実は冬のシーズンにも来たことがあるのですが、夜の星空は天の川が見えるくらい、天然のプラネタリウムでした。外で冷えた体をボカリという薪ストーブで温め、ブータン定番の優しい味のガジャ(ミルクティー)で心まで満たされる、といった何にも替え難い、貴重な体験ができるのです。

ポプジカはオグロヅルの飛来する11月から1月あたりの冬が観光シーズンですが、いつ来ても満足できる風光明媚な場所でした。いろいろな事を忘れて、リラックスしたい。自然を眺めて疲れを取りたい。そんな人にお勧めの場所です。
春や秋にもまた来たい!

それではまた!

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