2026/04/07 Tue
文化
ブッダ軸

(↑正面階段から見る巨大なブッダ像)
ブッダ軸
FAIRWAY
みなさんこんにちは。建築隊員のyutaです。
1つ前の記事では、「ブータンのファームステイで分かった大切なこと」を少し紹介させていただきました。ちょっとエモーショナルな感じだったので、次はポップにいきたいと思います。
前の記事:ただ、いるだけでいい。 | ブータン便り(ブータン事務所) | JICA海外協力隊の世界日記
今回は首都ティンプーにある主要ブッダ像たちの隠された関係性について、都市的な目線で探ろうと思います!
(*以下の文章中の正確な年代や詳細は他書籍などをご参照ください)
今回登場するのは
◆ウォーキング・ブッダ_2012年設置(Walking Buddha:センテナリー・アンド・コロネーション・パーク)
★ブッダ・ドーデンマ(シッティング・ブッダ)_2010年設置(Buddha Dordenma:ブッダ・パーク)
▲チャンリミタン・スタジアム_1974年建設(Changlimithang Football Stadium)
の3か所です。
もしかしたらブータンに住んだこと・来たことがある人は気づいているかもしれませんが、それら3か所は計画的に結ばれているのです。世紀の大発見。

(↑ブッダ軸全景)
▲チャンリミタン・スタジアムの車止め(王様席の裏側)に立つとよくわかります。
◆ウォーキング・ブッダはその中心の車止めに向かっており、その南北に走る長い道路は一直線に★ブッダ・ドーデンマ(シッティング・ブッダ)に向かって軸線を伸ばしています。
時系列的に▲スタジアムが最初に作られ、そのあとに★ブッダ・ドーデンマ(シッティング・ブッダ)、最後に◆ウォーキング・ブッダがつくられているため、スタジアムを介して2つのブッダが意図的に関連付けられたようにしか思えません。
では、◆ウォーキング・ブッダから始まるこの軸線の終着点はどこなのでしょうか?
★ブッダ・ドーデンマ(シッティング・ブッダ)の目線の先に答えがあるのかも。レッツ、トレジャーハント!

(↑ブッダ軸簡略マップ〔Map data from OpenStreetMap〕)

(↑ウォーキング・ブッダ正面。左足が前に出ているのがわかりますでしょうか?)
スタートポイントはここからにしましょう。◆ウォーキング・ブッダと共に歩いていきます。

(↑ウォーキング・ブッダの歩く先にはスタジアムの王様入口があります)
シンメトリーな造りの中央にある、車止めに向かって歩いていきます。

(↑その車止め。南を向くと奥の山上に座っているブッダ像が見えるでしょうか?)
写真でもわかるように、この南北に伸びる車道は、まっすぐに★ブッダ・ドーデンマ(シッティング・ブッダ)に向いています。
それではその★ブッダ・ドーデンマ(シッティング・ブッダ)にいってみましょう!
(↑この日は祭典があったので、ブータン人の方々が正装をして向かっております)
さぁて、見えてきました、山上に鎮座していたブッダ像。

(↑ブッダ・ドーデンマ正面)
ど~ん!
これが★ブッダ・ドーデンマ(シッティング・ブッダ)です。迫力がありますね、高さは約54mあります。

(↑ブッダ像の正面には広場の先に大階段があります。)
そして、その視線の先にはこのような景色が広がっています。近くにシムトカ・ゾンという現存するブータン最古の要塞建築がありますが、視線からは少しずれた位置にあります。
もし、このブッダ像がシムトカ・ゾンを見ていたら納得の結果ではありましたね!
では、ブッダ軸の終着点、真の答えは何でしょう?
私は私なりの答えを見つけ出しましたが、、、教えません!(笑)
ちょっと卑怯かもしれませんが、答えは自分で見つけた方が面白い場合の方が多いですよね?
実際にその視線の先に足を運んでもよいですし、地図を見て答えを探っても良いかもしれません。
ぜひ、現地でも、地図上でも、自分の答えを探ってみてください!
それではまた!
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