2026/04/29 Wed
文化
サインが伝統衣装!

(↑ティンプー市街地の道路標識)
サインが伝統衣装!
Daydreamer
みなさんこんにちは。建築隊員のyutaです。
日本の皆さんは、もうすぐGWですね!どこに行くか、何をしようか、計画を考えるのも楽しいですね。
ブータンは振替休日がなかったり、今年は連休が少ないので(もちろんGWもSWもありません)、よりたくさんブータンに貢献できると捉えて、精力的に活動しようと思います。
1つ前の記事では、「ブータンの街のユニークな部分」をこの国の文化に即して少し紹介させていただきました。
前の記事:路上観察 in ブータン#1 | ブータン便り(ブータン事務所) | JICA海外協力隊の世界日記
ちょうどこの記事を執筆しているときにボリビアの隊員さんが似たような内容を公開していましたので、道路標識についてブータンとボリビアを比較できるかと思います。
ボリビア隊員さんの記事:#156 街歩きの密かな楽しみ!個性豊かな交通標識【小学校教育/牧野】 | ボリビア便り(ボリビア事務所) | JICA海外協力隊の世界日記
よく考えてみると、地域のことを客観的に捉えていないと、このサインは作れない気がしています。
というのも、日本で和服を着た生徒の道路標識は見られないし、和服を着ている人は観光地やイベントでしかほとんど見かけないと思います。
つまり、「この衣装がブータンを表している」と自覚的であるし、「伝統衣装を子供から大人まで着ている」ことがこの国の文化であり、市民の意識にまで浸透したデザインである、と標識から読み取れるなぁとも思いました。でも単純に道路標識のデザイン、ユニークでかわいいですね。

(↑チャンリミタンスタジアムの女子トイレサイン)
空港や国立スタジアムのトイレのサインも伝統衣装の「ゴ」と「キラ」で男女が分かれています。一目でブータンの男性・女性が分かるのはいいですね!
日本では、たまにデザインを凝らしたサインが「性別が分からないサインで、どっちのトイレに入ればいいか困ってしまう」などといった事態が起こってしまっています。ブータンに習って、和服をサインに登用しようとしても、古都京都や伝統文化関連の施設に採用するくらいしか使いどころがないかも、と安直にも考えてしまいます。
かと言って簡単なデザインだと、トイレっぽさがぬぐえなかったり、赤と青を強調しても、施設や街並みの配色に合わなかったりで、サインデザインは絶妙な立ち位置ですね。背景や対象物との距離感(物理的にも意味合い的にも)が重要となりそうです。

(↑チャンリミタンスタジアムの男子トイレサイン)
サイン一つとってもデザインは、「わかりやすさ」と「新しさ」の両方のバランスを含めて考え抜く必要がありますね。アートとは違う側面でもあります。
今回紹介させていただいたブータンのサインは、標識・案内の機能を十分に持ちつつ、ブータンらしさが詰まった「わかりやすい」デザインでした。
面白いサインやユニークな標識などを見つけたら、ぜひ、その背景などを考えてみてはいかがでしょうか?その地域のことを深く知るきっかけにもなると思います!
それではまた!
(余談です。記事編集中に気づいたのですが、標識の写真の空の青さが濃いですね、八ヶ岳ブルーのような感じです。標高が高いからか、空気が澄んでいるからか、オゾンの色がより濃く目に映りました。)
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