JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#35 南米ボリビアのサッカー事情(プレー編)【環境教育/川邉】

バトンリレー第13弾!!

皆さん、こんにちは!JICA海外協力隊員の川邉です。

以前この世界日記でボリビアのサッカー事情についてサッカー隊員の方が紹介してくれていますが、今回は私の目線で、「プレー編」と題してお届けします。

↓ 詳しくはこちらの記事をご覧ください ↓
#25 南米ボリビアのサッカー事情!!【サッカー/出口】 | ボリビア便り(ボリビア事務所) | JICA海外協力隊の世界日記

ボリビアの首都ラパスから車で3〜4時間、アンデスの山々に抱かれた小さな町、ソラタ。この美しい場所で、私は今、市役所にて環境教育隊員として活動しています。

街の清掃活動や地元の学校を訪問して環境教育のセミナーを実施したりと、地域の人々と共に日々を過ごしています。

そして、さすが南米!この小さな街ソラタでもサッカーはとてつもなく盛んなんです。

私のホームステイ先の目の前には、サッカーグラウンドとフットサル場があります。

ソラタに到着してすぐに、職場のフットサルチームに誘っていただきました。

実は私も、はるか昔ではありますが、サッカー社会人リーグ大阪2部でプレーしたり、ちびっ子サッカーのコーチをしたりと、この歳までずっと草サッカーを続けてきました。なので、「足手まといにはならないだろう」と、甘く見てしまっていました。

しかし、実際に一緒にプレーしてみて驚愕彼らのプレーの激しさは桁違いでした。

激しいだけでなく、皆が本当に上手い。これぞ南米サッカー。

「仕事終わりにちょっとボールでも蹴ろうか」という、日本でやっていた草サッカーとは全く異なる熱量がそこにはありました。

さらに、ソラタは標高2,700メートルほどの高地にあるため、すぐに息が上がってしまいます。

私はあっという間に足手まといに……


ちなみにサッカーグラウンドではほぼ毎日朝7時前からプレーしている人たちがいます。元気な声やホイッスルの音が私の部屋までとてもよく聞こえてきます。

南米のサッカーが強いはずですね。

地方の草サッカーでさえ、そこにいる誰もが常に勝利にこだわり、ゴールを目指すその姿勢には感銘を受けます。

単なる趣味の範疇を超え、彼らにとってサッカーは自己表現の場であり、仲間との絆を深める大切な時間なのだと感じます。

女子サッカーも盛んで、伝統的なチョリータの衣装で華麗にプレーする女性たちの姿も見かけます。

通学時にすれ違う子どもたちは男の子も女の子もサッカーボールを持っている子がたくさんいます。


私も下手なりに何とかついて行って、今では毎週月曜の仕事終わり、彼らと一緒にボールを蹴るのが最高の楽しみになっています。


もしボリビアにいらっしゃる機会があれば、サッカーシューズをお忘れなく!

南米サッカーの情熱激しさを、ぜひご自身の肌で感じてみてください。

その魅力にきっとハマってしまうはずです。

文責 川邉 剛(2023年度4次隊/環境教育/ラパス県ソラタ市)

➡➡ 次回はボリビアの食について。お楽しみに♪

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ