JICA海外協力隊の世界日記

ボツワナ便り

世界中のスプリンターがボツワナに集結した日。そして夢が叶った以上の瞬間

Dumela!(ドゥメラ)

みなさんこんにちは。

2025年度1次隊、障害児・者支援隊員の谷村です。

5月2日~3日に世界リレー(World Athletics Relays)がボツワナ・ハボロネで行われました。リレー種目だけの世界大会で、この大会を勝ち抜くと北京(ペキン)2027世界陸上への出場権が獲得できます。私は、この大会観戦のためにマウンからバスで片道約12時間かけて首都まで行きました。

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実は、ボツワナに派遣が決まったとき、いつかTebogo(テボホ)選手の走りを生で応援したいという夢がありました。Tebogo選手とは、2024年パリオリンピックの男子200mで見事金メダルを獲得し、オリンピックの表彰式で初めてボツワナの国歌を流したボツワナの英雄です。50プラ記念紙幣に描かれたことも記憶に新しいです。

(参照:ボツワナのお金の秘密 https://world-diary.jica.go.jp/JICA_Botswana/culture/post_54.php

私たちは、53日(日)の決勝戦を第3レーン周辺の最前列で観戦しました。

敗者復活戦から始まり、当日は約4時間にもわたり熱戦が繰り広げられました。

実際に会場で観戦してみると、選手のバトンをつなぐ意思の強さをより間近で感じることができました。

【種目一覧】

・男子4×100mリレー

・女子4×100mリレー

・男子4×400mリレー

・女子4×400mリレー

・男女混合4×400mリレー

・男女混合4×400mリレー

その一方で、肉離れしたり、勢い余って転んでしまったりして、やむを得ずリタイアしてしまう選手も多く、それだけ、「陸上(短距離)」という競技が身体に負荷がかかり、一瞬のうちに莫大なエネルギーを使うのだなと感じました。

日本チームは、男子4×400mの第2ラウンド2組にて見事1着でフィニッシュしました。男女混合4×400mでは、第2ラウンド3着で、惜しくも世界陸上への出場権を0.07秒の差で逃してしまいました。男子4×100mでは、バトンミスがあり、今大会での世界陸上への出場権は逃してしまいましたが、それでも懸命に走る姿に勇気をもらいました。第3走者の桐生選手の走りを目の前で見れたことは、本当によい思い出になりました。

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また、男女混合4×100メートルでは、ジャマイカの選手が世界新記録を叩き出しました。その他にも多くのチームが、ナショナルタイムを更新するなど、自己ベストを更新しており、歴史的瞬間を目の前でたくさん見ることができました。

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世界中の選手のTaboga sentle(=タボハ シンテ:Run well)を目の前で見ることができてうれしかったです。

最後に行われた男子4×400mリレーでは、開催国ボツワナチームが見事に優勝し、会場は大いに盛り上がりました。

フィナーレでは、金メダルをかけてボツワナの国旗を肩にかけた選手4名(Eppie選手、Tebogo選手、Ndori選手、Kebinatshipi選手)が観客席の近くにも来てくれて、内3名とハイタッチをすることができました。

夢が叶った以上の出来事に大変興奮しました。

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ボツワナでの生活ももうすぐ1年が経とうとしていますが、この日はきっとこの先も忘れられないだろうなと思いました。

1カ月経過した今でも、時々憧れの選手とハイタッチした左手を見ると本当に勇気が湧きます。

スタジアムからの帰路では、ハボロネ中に優勝のお祝いのクラクションが鳴り響いていました。

みんなで道中ボツワナ国旗を振ってお祝いをしました。

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