JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

JICA海外協力隊発足60周年記念式典@フィリピン

Mayad nga hapon!(マヤッド ンガ ハポン:キナライア語でこんにちは)
2024年度2次隊フィリピン障害児・者支援隊員のAskaです。
私はパナイ島イロイロ州の小学校にて、障害児・者クラスの先生として活動しています。
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2025年8月28日。JICA海外協力隊発足60周年記念式典に参加しました。

60年。

そこには無数の出会いと挑戦、そして人の想いが積み重なっています。

この記念すべき60周年に協力隊として参加できていることは本当にありがたいことです。

(私は、1700人目の隊員として運良くフィリピンの地に踏み入れました。)
参考: 赴任セレモニー(記念すべき1700人目の協力隊) | フィリピン便り

式典には日比双方からたくさんの豪華なゲストが集まりそれぞれのゲストから挨拶をもらいました。

その後はブースごとに自分の活動を紹介させてもらいました。

私自身も活動を紹介する機会をいただき、大変貴重な経験となりました。

同時に、この60年という歴史が、多くの人々の支えと協力によって築かれてきたことを

改めて実感し、身の引き締まる思いがしました

JRM09837.JPG

そして、隊員を代表してスピーチをしてくれたのは最年少のYamamoto隊員

彼は、自分のスーパーバイザーである「YOSHIOさん」のことを紹介しました。

フィリピンの方ですが、彼のお父さんが遠い昔に隊員を受入れてくださっており、
まさにその隊員のお名前にあった”YOSHI”をもらって「よしお」と名付けられたその名前。

それから数十年の時が流れ...今はYOSHIOさんが、Yamamoto隊員を現地で受入れてくださってます!

JRM09856.JPG

笑顔が素敵なYOSHIOさんと共に活動する日々の話を語ってくれました。

その言葉の一つひとつに、仲間を大切に思う気持ちと
Yamamoto隊員が任地で愛されているのが伝わってきました。

また、日本とフィリピンの交流が確かに息づいていることが伝わってきて、胸が熱くなる瞬間でした。

最後にYamamoto隊員の言葉を借りて――

Mabuhay, Philippines! Mabuhay, Japan!
Sama-sama sa kinabukasan!
(フィリピンに万歳!日本に万歳!そして共に未来へ!)

気持ち新たにまた任地での活動をかんばりたいと思います。

【 Aska/障害児・者支援 】

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