JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

赴任セレモニーでマツケンサンバを披露!フィリピン人の反応は...?

フィリピン・コミュニティ開発隊員のドゥーモンです。
ルソン島ラ・ウニオン州サンフェルナンド市の非政府組織(NGO)で、
農家らの組織化支援などを行う予定です。
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私たち2024年度3次隊は、赴任先のフィリピン人スタッフ約30人を前に、

「マツケンサンバⅡ」を披露しました。

基本的にフィリピンの人々は、歌やダンスといった楽しいことが大好き。

参加者たちはスマホで動画を撮ったり、手拍子をしながら

リズムに乗ったりして、体を揺らして楽しんでいました。

マツケンサンバを踊ったのは、7月4日にケソン市の

国家経済開発庁ボランティア調整局(PNVSCA)で開かれた、

24年度3次隊の「赴任セレモニー」。これは、5月下旬に入国した私たちが

約1か月間の研修を終えたことを記念し、任地への赴任を前に行われる恒例行事です。
(前隊次のようすはこちら→ ★赴任セレモニー(記念すべき1700人目の協力隊) )

式典は、各隊員が自己紹介や抱負をプレゼンテーションした後、

受け入れ先のスタッフによるあいさつ、そして隊員が活動に向けた宣誓をするという流れです。

その中で「何か日本文化を紹介してほしい」という依頼があり、私たち同期5人が考えついたのが、

日本らしさと盛り上がりを兼ね備えた「マツケンサンバ」でした。

ダンスが得意な隊員を中心に1週間ほど前から練習を重ね、

ゴージャスな衣装や小道具は、現地で手に入るパーティー用の装飾モールなどを使って手作り。

当日は、自己紹介のプレゼンテーション終了後に浴衣や甚平、法被に着替えて登場しました。

日本人にはおなじみのあの音楽が流れると、会場のまじめな空気が一気ににぎやかな雰囲気へと変わりました。

式典終了後には、参加していたフィリピン人の方々から

「日本のサンバはおもしろかった!」

と声をかけられました。これを「日本のサンバ」と言い切ってよいのかはさておき、

マツケンサンバは海を越えてフィリピンの人々の心もつかんだようです。

これから、それぞれの任地での活動が始まりますが、

何事も「楽しむ気持ち」を忘れずに挑戦していきたいと思います。

【 ドゥーモン/コミュニティ開発 】

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