JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

町一番の盛り上がり「タウンフィエスタ」

フィリピン栄養士隊員のうっちーです。
ボホール島ロアイ町にある地域保健事務所で子どもの栄養改善を行います。
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今日は、任地ロアイ町で6月13日から15日に行われたタウンフィエスタについて紹介します。

フィリピン各地で行われている「フィエスタ」は、街(タウン)単位のものや地区(バランガイ)ごとにあるので、

フィリピン滞在中は、フィエスタに参加できる機会がたくさんあります。

フィエスタはカトリック信仰に根ざした宗教的なお祭りです。

フィリピンの町や村には、それぞれの守護聖人(patron saint)や宗教的な対象がいて、

その人(聖人)を称えて祝うのが「フィエスタ」です。

そのため、誰を祀っているかによって、お祭りの内容に少し違いがあります。

ロアイ町では、聖人「サンティシマ・トリニダ(Santisima Trinidad)」を祀り、

街全体が5月下旬から盛り上がりを見せ、お祭りモードに!

写真2s.jpg

※5月下旬からタウンフィエスタ前日まで、BBQや軽食が売られる夜の屋台が並んでいました。

いざ、タウンフィエスタの週末になると、

前日まで夜の屋台で賑わっていた場所に大きなステージ!

ボホールで人気があるElias J. Tv.さんのバンドなどの音楽ライブが行われました。

※開始時間19時からの予定が、開始時刻に大雨(雨季シーズンなので…)。

開始時間が21時からとなり、そのためオオトリのEliasさんのバンドは24時頃から始まりました…。

(※それに関わらず、大人も子どももライブに集結。皆さん元気です。)

私は、配属先の救急所で同僚たちと待機し、音楽ライブを楽しみました。

タウンフィエスタ本番の土日は、同僚たち・ホストファミリー・友人から誘われて

食べる!歌う!(飲む!)食べる!

の繰り返しでした。

合計で、9軒のお家へお邪魔しました。

前任が、フィエスタで浴衣を着たという情報を見たので、私も浴衣を着てみました!

ちなみにこの浴衣は、元隊員で現在ボホール島に住む「Babita House」の杉山さんからお借りしました。
★ ~バビタハウス~| フィリピン便り(フィリピン事務所)

フィエスタ最終夜は、バスケットボールの試合が予定されていましたが、急遽中止に。

あいにく夜から大雨でしたが、各地区のバスケットボールコートでは爆音のミュージックを流し、

みなさんディスコを楽しんでいたようです。 (※私は力尽きて、家に帰りました。)

フィエスタは宗教信仰、地域の結束、文化継承が合わさったフィリピン独自のイベントです。

私は、同僚がたくさんの家に連れていってくれたこともあり、楽しい経験ができました!

来年(2026年)のフィエスタは、5月31日(日)、

きっと5月の中旬くらいから楽しいイベントが行われるでしょう!来年も楽しめたらいいなと思います。

Lingaw ta!リンガオ タ! (セブアノ語で 、楽しもう!)

【 うっちー/栄養士 】

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